実は・・・驚くべきことに気づいてしまいました。
先日書いたこのブログ。
‘自分の解釈’について書いたのですが、私は子供の頃から物事を悪く捉える傾向がありました。
その理由は、いいことを考えていて、実際に悪いことが起きたら、‘落とされる’気持ちになるのがイヤだったから。
だから最初から悪めに考えておけば、それよりも悪い結果になったとしても落とされる距離(?笑)も少なくて済むし、仮に結果が良ければ、上に上がるわけだから心に打撃は与えられない。
そんな感じで物事を悪く捉える癖がついていたのです。
いらない心労がかかってしまうのもわかっているんですが、最終的に上からどーん!と落とされるぐらいなら・・と、どうしても悪い結果を予想してしまいます。
それはそういう癖なんだと思っていたんですが、実はそうではないのかも・・・と。
と言うのも、先日また悪い思い込みをしていたことがあり、でも結果はそんなに悪くなかったということがあったのです。
その時のホッとした感じ。
ん・・・?
あれ?もしかして・・・
落とされる気持ちになるのがイヤだというのも事実なんですが、この「ホッとした感じ」を味わいたくて、敢えて悪い思い込みをするのでは?
人が何かを起こすのには、何らかの理由があります。
自分でわかっているのもあれば、わからないのもあるのです。
例えば、煙草をやめたいと思っているのにやめられない人。
若い時に不良となって煙草を覚えた時に、実は煙草を吸うことによって、‘一人じゃない、仲間に受け入れられる’と言うメリットが自分の深い意識の中に擦り込まれたとしたなら・・・
一見悪いことに思えそうでも、自分の中でメリットを感じてしまっていたとしたら、知らず知らずのうちにそうしてしまうのが私達人間。
私の場合も、今思うと、今まで悪く想像していたほど、その後の結果はそんなに悪くなかったんですよね。
いつも最低最悪のことを想像して、ホッとする状況に持って行っていたような気がします。
そして、それを毎回味わいたい自分・・・
自分が傷つきたくない!と思ってやっていたことが、実はホッとする感覚を味わいたいためにやっていたとは!
あなたにも心当たりはないですか?
やめたいと思う悪しき癖なのに、なかなかやめられないものがあるのなら、それは心の奥深くでメリットを感じているからかもしれません。。。