2018年03月11日
‘やりがい’を感じる職場は、従業員満足度を、顧客満足度を上げる
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
先日、あるセミナーに参加してきました。
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‘やりがい’を感じ共有できる職場づくり
~ES(従業員満足度)を高めるしかけとは~
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たくさんの方が来られていました。
従業員満足度を上げないと業績は伸びない・・と思っている企業の幹部層の方々がこれほどいらっしゃることに少し安心したものです。
と言うのも、この分野=組織風土改革にはコーチングも大いに関係しますからね。
さてセミナーによると、従業員が会社を辞める本音は、以下の通りだそうです。
1位 上司とのまずい人間関係
2位 同僚とのまずい人間関係
3位 会社内の技術指導の不親切さ
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そう、‘人間関係’。
「親の介護が・・」とか、「一身上の都合で・・」とか、何やかんやと理由をつけて退職願を出すけれど、結局のところはコレ。
反対を言えば、人間関係が良好であれば、少しぐらいキツくても、待遇が悪くても辞めないということです。
これは私も経験アリ。
人間関係が良ければ、辞めたいなんて思いませんでしたもの。
もし仮に辞めるまでに至らなくても、会社に不平不満があればそれは態度、表情に出てしまいます。
上司や同僚とのコミュニケーションのズレがやらされ感を生み、消極的でアイデアが出ない(出せない)企業風土に。
それはやがて不平不満を生み、顧客を大事にしようとする態度や表情にならず、クレームに繋がる・・・
こういった悪循環を作り出さないためにも、従業員満足度に繋がる「社内での良好なコミュニケーション」に手を抜いてはいけないのです。
じゃぁ、どうすればいいのか?
セミナーの中では5,6人でのグループワークで、各企業の取り組みをシェアすることをしました。
中々面白いことをされているなぁと思うものがあったので、ご紹介したいと思います。
●「今日、お誕生日の人」の胸にバッヂをつける
その人はその日一日、社内の色んな方から「おめでとう!」を言って貰えるのです。
これだけでも気分が良くなりそうじゃないですか?
●MVPを年一回決める
従業員だけで(上の人は口を出さないのがミソ)その年のMr.ホスピタリティとMs.ホスピタリティを決めて、表彰する。
励みになりますよね。
●サンクスカードを作る
個人個人でやりとりすると、いつしかやらなくなってしまうかもしれないので、書いた紙は一旦総務に上げて、カードを一番多く書いた人、一番多く感謝されている人を表彰する。
感謝されるだけでも励みになるのに、書いた方も認められるというのが、やりがいにつながりますね。
お金をかけずともできることはたくさんあります。
従業員満足度、ひいては顧客満足度を上げるには、このような取り組みを諦めずに続けることが大事になってきます。
どんなにつまらなさそうなものでも、継続すると従業員満足度を上げようとする企業側の‘本気’が伝わるから。
従業員がやりがいを感じて働く職場を作っていきたいと思っている方は、何か取り入れてみてはいかがでしょう。。。
どんなにつまらなさそうなものでも、継続すると従業員満足度を上げようとする企業側の‘本気’が伝わるから。
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2018年02月10日
上司への質問は、「‘当たり’をつけたクローズドクエスチョン」が効果的
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
先日受けたアサーティブの研修で、面白い気づきがあったのでシェアしたいと思います。
この時のテーマは、「批判に対してアサーティブに対応する」と言ったもの。
事例は、上司に作成した資料を提出するものの、「こんなの全然ダメ!」と強く突き返される部下が、どうアサーティブに対応するか。。。
何度もそういう目に遭ってしまうと、オドオドしてしまうか、もしくは逆切れするか。
でも、責められて終わるでもなく、かといって、ブチ切れるわけでもなく、いいコミュニケーションを取っていきたいもの。
ロールプレイをしていて気づいたのは、上司に対する質問の仕方。
質問には大きく分けてクローズドクエスチョンと言われるものと、オープンクエスチョンと言われるものがあります。
クローズドクエスチョンとは「イエス」「ノー」で答えられる質問で、オープンクエスチョンとは5W1Hの質問で、出てくる答えが様々であるもの。
コーチングをしていると、オープンクエスチョンでクライアントさんの考えを引き出すようにするのですが、上司に対しては、敢えてクローズドクエスチョンの方がいいということに気づいたのです。
「こんなの全然ダメ!」
とダメ出しを受けて、すごすごと「すみません・・」とその場を去るのは最悪。
きちんと何がダメかを理解し、作り直しをしなければ、資料は改善されないわけで。
その時に言いがちなのが、
「どこが悪いんでしょうか?」
と言うオープンクエスチョン。
上司の中から答えを引き出そうとするのはNGです。
そりゃぁ上司もムッとして、「そんなの自分で考えろ!」と、言うでしょう。
そうではなく、クローズドクエスチョンを使う方がいいと言うこと。
「ここを改善しなきゃいけないのかな~」と言う‘当たり’をつけて上申する。
ここで重要なのは、単に改善点を予測して言うだけではなく、その資料を作った時に気をつけたところも言うこと。
「私としてはこの部分を強調したかったのですが、
フォントの大きさがマズイのでしょうか?
それとも文章が長すぎるんでしょうか?」
と言うような感じ。
‘当たり’が当たっていれば「そうだ」とイエスを貰えるし、ノーの場合であったらそこから上司の考えがポロリと出ることもあるし、出ないとしても、‘当たり’をつけたところが問題ではないということはわかります。
上司は部下から答えを引き出されたくはない。
これだと思うのですよね。
先日書いたブログもそう。
何も考えずに「どうしたらいいですか?」ではダメで、「こうした方がいいのではないかと思います」と言う‘当たり’をつけた意見を上司は聞きたいのでしょう。
まぁ、状況にもよるでしょうが、基本、上司には‘当たり’をつけたクローズドクエスチョンで。
本当のところを言うと上司には「(他人は分かりやすく)言わなければわからない」と言うことを知った上で、敢えて本人の考える力を引き出す関わりをしていただきたいもの。
上司の自分が今これを言ってしまうのは簡単だけど、自分で考えて欲しいと思って資料を突き返すのならいいけれど、単に「アホか!」とか「何を答えを求めてるのだ!」の感情的な理由で突き返すのは止めていただきたいものです。。。
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2018年02月05日
自己肯定感を上げるために...~‘行動’の前に‘決断’する!~
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
今、毎日チャレンジしていることがあります。それは、‘プチ有言実行’というもの。
‘プチ’っていうのがミソです。
‘自己肯定感’を上げるには、‘自己信頼感’が必要。
で、その‘自己信頼感’を持つためには、自分で決めたことをやり遂げることが大事なんだそうです。
だから‘有言実行’。
しかも‘プチ’。(笑)
しかも‘プチ’。(笑)
私はコツコツ何かを継続するのは得意です。
なのに、自己肯定感が未だに低いのはなぜなんでしょう・・・
で、この‘プチ有言実行’を暫く続けて気が付いたのです。
先に・・・ ‘決断’をしてから行動を取らなければいけないんだ・・・!
私の場合、大概のものは継続できます。
ただし、‘決断’すれば、なんですが。
でもその‘決断’がなかなかできないのです。
なぜなら‘決断’することは、自分自身に対して‘責任’が生じると思っているから。
出来なかったときに「自分はダメな人間だ・・」と思いたくないので、あえて決断をしない。
で、なんとなくやり始めたこと(=小さめのことなので、特に「やるぞ!」と決断はしていない)と言うものは、「あぁ、続いているな・・・」っていうものが結構あるのですが、これでは自己信頼感につながらないのです。
なぜなら、なんとなくやっちゃってるんですもの。
言えば、‘気が付いたら私の後ろに道ができている’って感じでしょうか。
それはそれでいいことなんですが、自分で決めた事をやっている感はないので、自己信頼感には繋がらないのでしょう。
でも、自分で「よし!やるぞ!」と決めて口に出して実行できたことは、自分の自信に繋がるわけです。
‘気が付いたら私の後ろに道ができる’というよりは、‘自分で道を切り開いていく’って感じだと思います。
なので今日、具体的に何をやるのか?というものを朝、仏壇に手を合わせる時に宣言し、それをちゃんとこなしていくと言う風にやっていくようにしました。
そうすると、自分に対する信頼感が増す様な気がします。
やる!と決めたことを実際にやるわけですから。
そうすると、自分に対する信頼感が増す様な気がします。
やる!と決めたことを実際にやるわけですから。
もし、自己肯定感を上げたい、自己信頼感を上げたい方がいらっしゃいましたら、「プチ有言実行」をされることをお勧めします。
‘プチ’なことを、‘やると決めて口に出してから行動’してくださいね。
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