2016年01月05日
2016年01月05日
「チャイナ・ルール」
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
先日、こんな本を読んでみました。


中国人はなぜ声が大きいのか、なぜマナーが悪いのか、なぜお金にがめついのか・・・
それら一般の日本人が「?」と思っていることを、日本人の視点で、そして現在中国に拠点を移し、中国の人と関わって仕事をされている小林純子さんの体験からの言葉で書かれているので、ものすごくわかりやすく興味深い本。
これを読んで、「中国人って、こんなに違うんだ!」と初めて思った私。
いやもうホント、初めてだと思います。
たぶんその裏には、「同じアジア人だし」とか「同じに決まっている」とか言う思い込みがあったからだと思うのですけど。
「いやいや、日本人と中国人、違うに決まってるよ」
そういうことを言う人もいるでしょう。
でもそういう人に限って、本当に違うんだから分かり合わなければ・・と言う気持ちを持っていず、だからこそイライラして頭にくるってことで終わっちゃうのでは?
これが、同じ‘違う’と言っても、目が青色で、髪の毛が金色で・・と言った欧米人だと、見た目も明らかに違うので、はっきり違うという認識で接することができるはずなのに。
だけど、なまじ同じアジア人なので心の奥のどこかで、全く違うものと言う風に見ていないのではないのかもしれません。
だからこそ、「これが普通なのに、これをしない中国人はおかしい」とか、「こうああるべきなのに・・」とかと言う発想になるんだと思うのです。
このことは実はコミュニケーション全般に言えることで、近い存在(夫婦間、親子間)であればあるほど、コミュニケーションがとりにくくなるのは、心の底に「自分の当たり前は相手の当たり前(であるべき)」と言う考えがあるから。
相手が中国人に限らず、日本人同士であっても「自分以外は自分とは違う」と言うことを‘本当に’‘しっかり’認識した上で、相手と分かり合おうという姿勢が必要なんだろうな・・と本を読みながら思ったんですが、最後の最後で小林さんも
私はこのことは中国人だけに限ったことではないと思うのです。相手を嫌えば、相手も自分を嫌うもの。相手を理解しようと心がけて接すれば、相手も自分を理解しようと接してくれるもの。そうして向き合っているうちに、お互いが理解しあって、信頼関係が生まれる。これは中国人のみならず、日本人にも通じる普遍的なものではないでしょうか。
と言う言葉で締めくくっていらっしゃいます。
とにかく読みやすく、この私にもアジアの隣人の違いをわからせ、歩み寄ってみようかと思わせてくれたこの本。
一般の私でさえそう思えたのだから、これからビジネスで中国の方と関わろうと思っている方にもぜひ読んでもらいたい一冊です。
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