世間を騒がしているSMAPの解散報道。
別にファンじゃないのですが、やはり気になります。
なので 、ワイドショーを追ったり、ネットニュースを開いたり。
そんな時、タイミング良くSMAPファンの友人からメールが来ました。
なので、待ってました!とばかりに聞いてみたのです。
「ねぇ、やっぱりメンバー同士、仲が悪いの?」
そんな質問に友人は、
「そんなことないよ。
でも、世間の人にはそういう風に映っているのね」
との返事。
詳しいことを書くのはここでは控えますが、友人によると、事実は相当違うらしいのです。
どうも、上手くマスコミを使ってストーリーを作り上げられているようです。
これ、私としては、とても興味深い話。
と、言うのも、以前書いたこのブログにつながる話だと思ったからです。
それと同時に、今行われているオリンピックの映像が頭に浮かびました。
スタジアムで競技をしている選手たちと、
その観客席で見ている人たち。
そして、テレビを通して生放送で見ている人と、
録画放送を見ている人。
さらに言えば、ダイジェスト版だけを見ている人たち、
全く興味がなくて見ていない人たち。。。
競技している選手と同じ空間で応援している人と、テレビで見ている人とは明らかに見え方が違うはず。
これをSMAP問題で言うならば、SMAPのメンバーが選手で、私の友人の様なファンは観客席にいる人達。
そして私なんかはたぶん、テレビの録画で見ている人って感じでしょうか。
見ている場所によって、見える景色、情報、事実の受け止め方が違うのです。
どうも、観客席にいる人の方が事実により近い景色を見ているようなのですが、それも本当の意味で事実かどうかはわかりません。
だって、本当の事実は、競技しているSMAPのメンバー本人達にしかわからないのですから。
そう考えると、すごいと思いませんか、私たち人間って。
‘自分’と言う‘情報収集器’を通して世界を認識しているのだけれど、その位置によって自分独自の世界を作り上げていってるとも言えるわけですから。
こうやって、人は今日も‘自分独自の世界’を生きているのです。
これはつまりは、あなたも部下も、違う世界を見て生きているということ。
ここを理解しておかないと、部下を理解していくことはできないでしょうね。。。