2019年03月
2019年03月29日
児童虐待は‘人格の殺人’だと思う。
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
先日、児童虐待に関しての講演会を聞きに行きました。
講演者は虐待問題や、虐待を受けた子供のその後を追跡取材しているルポライターさん。
講演を聞いて、この児童虐待って相当深い問題だということを痛切に感じました。
‘虐待自体’はもちろんのこと、その子たちのその後がとても深刻なのです。
テレビ等の報道ではどうしても虐待自体に目が向けられるので、虐待をなくさねば!と言う思いを抱いている人は多いと思うのですが、実際に虐待を受けた子どもを保護し、その後の育成を担うこともとても深刻な状況なのです。
虐待は‘人格の殺人’であると思います。
虐待から上手く逃れられても(=保護されても)、虐待を受けた体験によりその子は人格自体を破壊させられるのです。
施設に入れられても、里親に育てられても、人格を取り戻すには物凄く時間もかかるし、上手くいかなければ壊れた人格のまま大人になることも。
実際、その結果、犯罪に手を染めてしまう人も少なくないと。
そしてそれと同じぐらい考えていかなければいけないのは、虐待をする親のこと。
虐待が子供の人格を破壊してしまうことも知らないで、感情のままに虐待をしてしまう。
いえ、育児の辛さ・大変さからどうしようもなくそうなってしまうこともあるので、すべての親を一方的に責めることもできないのですが。
これは本当に日本の将来に暗い影を落とす問題であると思います。
虐待が増えるこの背景がこの日本の今の状況によるのであれば、それはそれは恐ろしいことではないでしょうか。
どこかでこういう流れを食い止めないと、日本の未来はないと思うのですが。。。

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2019年03月23日
あくまでも、秤(はかり)は自分の中にある。
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
イチロー選手の引退会見、あちらこちらで話題になっていますね。
野球は見ない私ですが、イチロー選手のことはもちろん知っていますし、野球を知らないなりに頑張って欲しいな・・と思って陰ながら応援はしていました。
そんなイチロー選手の引退会見で今更ながらハッとさせられた言葉、
__________________
あくまでも、秤(はかり)は自分の中にある。
__________________
あぁ・・・そうだった!!
ついつい人と自分を比べてしまう私。
そして、結果を出すことにこだわる私。
なぜなら人に評価・承認して欲しいから。
でも、そうじゃないはず...
戦うべきは過去の自分。
過去の自分より一歩でも二歩でも前に進むようにすればいいこと。
こんな、わかりきっていたことをわかりやすく伝えてくれたイチロー。
腑に落ちるって本当にこういうことを言うのでしょう。。。
たぶん私の様に腑に落ちた人って相当いるはずですし、そしてこのことで少しでも人生の進む角度が変わっていく人もいるはず。
イチローが日本人で良かった。
そしてこの会見を自分の人生の間で見ることができて良かった。
手遅れにならないうちに聞けて本当に良かった...

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2019年03月16日
チームの上位の者の価値観がチームの価値観に影響を与える
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
先日読んだ本に面白い事が書いてありました。

「生きがいのマネジメント」 飯田史彦著
何かと言うとそれは、「上司の価値観はチームに影響を与える」。
仕事でそのチームを束ねている者の物事の捉え方(=価値観)がチームの良し悪しを決めるというもの。
こんなわかりやすい例が挙げられていました。
同じ会社の中にA営業部とB営業部と二つの営業部があります。
AもBもメンバーの人数は一緒、男女比も一緒。
で、どちらの営業部も女性に‘お茶くみ’をして貰っているのですが、A営業部の女性たちは「差別だ!」と息巻いている反面、B営業部では特に問題もなく女性たちが‘お茶くみ’の仕事をしているというもの。
この場合考えられるのは、個々の女性たちの価値観。
A営業部にはたまたまそういう仕事に対する差別観を持っている女性たちが集まっていて、B営業部ではそんなに気にすることもない女性たちが集まっていたということも考えられます。
もちろんそれもあるでしょう。
でもこれだけではなく、その部の一番上の者がその‘お茶くみ’と言うものをどう捉えているかによって、チームの雰囲気が変わってくると言うこともあるというのです。
A営業部の部長は‘お茶くみ’なんて取るに足らない大した仕事ではないと思っています。
しかも、そんなくだらない仕事は女性にさせればいいと、男性より女性の方が低い立場であるかのように思っています。
しかも、そんなくだらない仕事は女性にさせればいいと、男性より女性の方が低い立場であるかのように思っています。
そうすると、言葉に出さずともその部長の態度は「(女性に‘お茶くみ’を)やってもらって当たり前」。
すなわち感謝も何もありません。
何なら文句は言うかもしれませんね、「もうちょっと美味しく淹れられないの?」と。
そんな部長の態度を見ていると、周りの他の男性たちも影響を受けるのです。
‘お茶くみ’などつまらない仕事は女性がやればいい。
女性がやって当たり前なので、特別感謝する必要はない。。。
一方、B営業部。
こちらでは同じように‘お茶くみ’を女性にして貰っていますが、B部長の‘お茶くみ’に対する考え方が違っています。
「美味しいお茶を入れて貰えると、癒されるし士気が上がる」と。
癒されるには男性より女性が淹れてくれた方がより良いと考え、女性にお願いしています。
しかもその意義を本人たちのみならず、他の男性社員にも伝え、感謝の意もきちんと伝え・・です。
そうすると、‘お茶くみ’は大事な仕事であるというB営業部の価値観となります。
女性も意義のある仕事としてそれをやり、男性社員もそのことによって癒されるという認識の元、自然と感謝の気持ちが出てくるのです。
「たかが‘お茶くみ’」と言う価値観のあるA営業部。
かたや「大事な仕事としての‘お茶くみ’」と言う価値観のあるB営業部。
どちらのチームの方がいい関係性の中で仕事が進んでいくかは目に見えているのではないでしょうか。
そしてそのことは業績にも大きな影響があるのではないでしょうか。
チームの上位の者の価値観がチームの価値観に影響を与える...
あなたのチームはいかがですか?
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