2020年03月

2020年03月30日

『伝えている』は『伝わっている』とは限らない


こんにちは!

パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。



新型コロナウイルスの猛威が止まりません。

ついに志村けんさんが亡くなられてしまいました・・・

発信力のある芸能人なので、復帰されて大いに発信していただきたかったのですが...




外出自粛など、政府が呼びかけていても「関係ないと」出かける人もいらっしゃいますよね。

どういったことなの?!と思ったりするのですが、どうもきちんとした情報が国民に届いていないのでは?と。


というのも、私が住んでいる市の広報誌を読んだのですが、警戒した方がいいのか、そんなにむやみやたらに恐れることはないのか、どうにでも取れるような書き方になっているのに気が付いたからです。



広報によると、

・特徴:発熱やのどの痛み、一週間前後続く咳、強いだるさ

・感染から発症までの日数は1日から12.5日(多くは5、6日)

・感染者のうち症状のある人の約80%が軽症、重症者のうち約70%が回復

・国内では重症、軽症にかかわらず約80%の感染者は他の人に感染させていない



ここまでだと市の広報誌(←私的には信用度大!)がそう書いているのならそんなに警戒しなくていいんじゃない?外出したっていいんじゃない?と私でも思ったりするし、そう思う人が多いからいくら政府が言っても外出する人はするんじゃないのかしら?


なのに、感染拡大防止を呼び掛けています。


でも何のために拡大防止をしているのか肝心のところが伝わってこないのです。

そこを強く言わないと、自分はかからない、かかっても大したことはない・・と言うメッセージだけが伝わってしまっているのではないのかな?と思ったりします。



自分がかかるのはもちろん嫌だけど、無症状・軽症のまま他人にうつす可能性があること、それによって亡くなってしまう人がいること、そして、このまま感染者が爆発的に増えてしまうと、医療崩壊が起こって助かる人も助けられないことになるかもしれない、ということをもっと周知させるべきなのではと思います。(※そもそも私のこの理解も間違っているのなら、国民全員に正しく伝わっていないことが明らかだと思いますが)



伝えているといわれるかもしれませんが、コミュニケーションの基本は、「『伝えている』は『伝わっている』とは限らない」


不要不急だの、オーバーシュートだの、ロックダウンだの、綺麗な言葉を使っていても国民に伝わっていないのならそこは伝える側が工夫する必要があるのではないでしょうか。



まぁ、そもそも「自分さえ罹らなければよい」という国民がほとんどなのであれば、何を言っても無駄。


そういう国民性を作ってしまったのなら、今までの国の教育の方針が間違っていたというしかないでしょうが・・・


_________


企業でも同じことが言えると思います。


伝えたつもりが伝わっていない。

自分さえよければいいという社員。

そういう社員を作り出した社内風土。



いかがでしょうか・・・


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tomokonakamura at 13:55|PermalinkComments(0) 感じたこと 

2020年03月20日

答えやすい質問?答えにくい質問?



こんにちは!


パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。




先日ある勉強会に参加して面白いことを教えてもらいました。


家庭で夕飯を作る人が、パートナーや子ども達に「今晩何食べたい?」って聞くことってあるじゃぁないですか。

その時に聞かれた方が特に食べたいものがなければ「なんでもいいよ」という答えをすることはありませんか。

これって聞いた側は「もう!(言ってくれなきゃ困る!)」と思うこともあるのでは?


こういうときには直接「食べたいもの」を聞くより「昨日の晩は何食べた?」「今日のお昼は?」と答えやすい質問をしてから「今晩何食べたい?」と聞くと答えやすくなる、と。


過去のことを思い出し、口に出すことで、聞かれる側は頭の中で整理ができます。

そしてそのことによって、自分が欲しているものに気付くこともあるということ。


「昨晩は焼肉で、今日の昼はラーメン。
 だったら今晩はもっと
 あっさりした物の方がいいかな?」
という感じ。



これはまさにコーチングのスキルだな・・と思ったのです。

まずは事実(when、who、where、what等)を洗い出し、それを口に出してみてどんな感じがしているかを確認。

で、その後どうしたいか(how)を尋ねる。。。


いきなりどうしたいか(how)を聞かれて答えられる人ならいいですが、もし、相手が止まってしまう(沈黙してしまう)もしくは「別に」とか「なんでもいいよ」とかあいまいな答えしか出てこないときは、ぜひ答えやすい質問(事実を先にあぶり出す質問)をした上でhowの質問をしてみてください。


夕飯のみならず(笑)、回答がいつもイマイチな部下に対しても使えると思います。


お試しあれ♪


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tomokonakamura at 09:25|PermalinkComments(0) コーチングスキル | メンバー育成
プロフィール

ナカムラトモコ

■ パフォーマンス アップ コーチ ■  大学の薬学部卒業後、病院、リゾートスタッフ、スポーツメーカー、薬局、医薬品原料商社等、さまざまな仕事を経験。幅広い経験から「部下を生かすも殺すも上司次第」と考えるようになりその時知った‘コーチング’に感銘を受け、この‘コーチ’を天職と活動を開始する。
大阪府出身・在住。

                       ________________
国際コーチング連盟(ICF) プロフェッショナル認定コーチ(PCC)
(一財)生涯学習開発財団 認定プロフェッショナルコーチ
米国NLP協会認定 マスタープラクティショナー
日本プロフェッショナル講師協会™ 認定講師
日本メンタルヘルス協会公認 心理カウンセラー
文部科学省認定 1級色彩コーディネーター
(社)AFT認定 カラーデザイナー
薬剤師
                    

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