2015年07月12日
周りが‘お局様’と言うモンスターを作りあげているのでは?
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
相変わらず(笑)、このブログでは‘お局様’の記事が人気あるようです。
と、言うことで、今回は皆さんお待ちかねの‘お局様’について書こうと思います。
先日、年下の友人(女子)と喋っていた時のことです。
その彼女が言うには、会社の会議では、男性は女性社員の意見を‘文句’としか受け取らないんですよね~と。
女は感情でしゃべると思いこんでいるので、女性社員の言うことに耳を貸そうとしないんです、と。
割と古い体質の会社だからかもしれませんが、この話を聞いて私が若いころに勤めていた会社のことを思い出しました。
その会社で、私は営業事務をやっていました。
事務職の目線から、「こう言う風にやって欲しい」とか「こうすれば、もっと業務が上手くいくのでは?」と言うことがあり、いつも会議と言うと男性社員ばかりでやっているので、ある時、ぜひ女性社員も参加させて欲しいと言ったのです。
今とは違って、相当男女差別があった時代。
女性社員、しかも事務職の分際が会議に参加しないことは普通だった時に、そんなことを言う人間はうっとおしかったのでしょう。
テーブルの向こうの方に座っていた一番歳が若い男性の先輩。
会議で私が発言するたびに、チッと舌打ちしたり、ため息をついたり・・・。
そして、それを咎めない上司。
私は、段々、発言のトーンが下がっていって、最後には一言も言葉を発せられなくなってしまいました。
まぁ、あの頃の私も若かったですし、今の様な仕事をしていたわけではないですから、コミュニケーションは下手くそで、本当に文句ばかり言っている様に聞こえたのかもしれませんが。
でも、今でも古い体質の会社では「女=感情論で話をする」と言う思い込みをしていて、いくら女性社員が会社のことを思って発言しても、聞いてくれない土壌だったりするのね。。。
と言うことを思ったのと同時に、こうやって、話をまともに聞いて貰えない女性社員は‘お局様’になっていくのでは?と思ったのです。
話が飛び過ぎでしょうか?
いえいえ。
本人が‘お局様’になりたくてなっているわけじゃなくて、周りの扱いが‘お局様’を作っていくのではないのかってことです。
‘お局様’って、イメージがありますよね?
まず高齢の(独身)女性社員で、やっかいな人って。
決して、いい意味では使われません。
そんな嫌なイメージのあるお局様に、本人は絶対になろうと思っているわけではないのです。
でも、年月がたち、周りの男性社員のチヤホヤも、若い女子社員に移り、おもしろくない(笑)ところに、仕事でのベテラン性も評価されず、気持ちが腐ってきて・・・
更に、直接言われなくても、周りから‘お局様’と言うレッテルを貼られてくると、雰囲気で感じ取るようになり、益々本人も立派な‘お局様’として振舞うこととなるわけです。
要は、周りが‘お局様’と言うモンスターを作りあげているのではないか?と言うこと。
同じ高齢(独身)女性社員でも、‘お局様’と言うマイナスのイメージを持って接する場合と、例えば、‘resourceful person(リソースフル パーソン)’(=力[能力・才能・才覚]のある人、知恵者)と言うプラスのイメージを持って接する場合とは違ってきます。
で、そう言う気持ちを持った人が接してくれたら、高齢(独身)女性社員だって、自分の能力、才能を会社のために使おうって思うんじゃないかと。
もちろん、100%周りが原因ではないでしょう。
本人の考え方・資質で、‘お局様’になりやすい・なりにくい、もあるとは思います。
現に、このブログの読者である女性管理職のあなたは、意識が違うから、お局様にならずに、管理職になっているわけですから。
でも、そもそも女性管理職を置こうと思う企業だと、お局様と言う人たちも少ないのだと思うのですが。
現に、このブログの読者である女性管理職のあなたは、意識が違うから、お局様にならずに、管理職になっているわけですから。
でも、そもそも女性管理職を置こうと思う企業だと、お局様と言う人たちも少ないのだと思うのですが。
‘お局様’と言うモンスターを作るのには、環境にも一因がある・・・
あなたの会社ではいかがでしょうか?
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