2016年04月08日
そのままで価値ある存在
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
今日は駅のホームで電車を待っていた時に、起こった出来事について
書きたいと思います。
この駅では、最寄りに私立の中学校があって、どうもこの日は入学式だったようです。
親と一緒の中学生がいる中、一人で電車が来るのを待っている子もいました。
私はそんな一人の男の子の近くに立って、電車を待っていたのですが、これまた一人で来ていた男の子がその子に話しかけてきたのです。
A 「こんにちは~。 自分(Bくんのこと)、同じクラスやんなぁ?」
B 「う、うん…」
Bくん、明らかに戸惑っている様子。
それをものともせず、Aくん、べらべらしゃべりかけます。
A 「どこ住んでんの?
休日は何して遊ぶん?
え?ゲームとかせぇへんの?
やっぱり、医者目指してるの~?
そういう子、結構(この学校を)受けてるみたいやもんなぁー」
ガンガンというか、ズケズケと相手の懐に入り込むAくんと、そういう人間関係は苦手と見えるBくん。
そしてどっちもコミュニケーションの取り方としては微妙だなぁ・・と思っている私。
そうこうしている間に、電車が到着しました。
乗り込んで席に座り、降りる駅まで寝ようかなぁ・・と思ったのですが、例の二人組の声が聞こえてきます。
気になるので聞くともなしに聞きながら、その子たちの姿を確認しました。
Aくん、思った通り、積極的にしゃべるタイプに見えます。少し、空気が読めないタイプかな?
Bくん、内気な中肉中背タイプ。クラスでは明らかにおとなしいグループにいそうな・・・
・・・と、二人を観察してハッと気付いたのです。
わぁ、私、また‘比べている’。
Bくんに比べてAくんはこうだとか、Aくんに比べてBくんはどうだとか、比べるから何かしらアラが見えてくるんだ!
だったら、比べずに一人ずつを見てみたらどうでしょう?
そう思ってAくんだけを見てみたのです。
うん、普通の子だ。
今度はBくんだけ。
うん、この子も普通にいい子。
比較もせずに、ただ、その人を見る。。。
そんな、‘その人そのものを見る’ということが何と難しいことか!
そもそもその人そのものには、いいも悪いも何にもないのに、比較をすることでいい・悪いが出てきてしまいます。
そして私の場合、この比較癖、自分と他人の間でもよくやることなのです。
人と比べると自分は全くダメだと思ってしまいます。
そしていつも落ち込んでしまって。。。
でも、他人と比較ではない‘私そのもの’を見てみたら?
ただ、こういう特徴・性格の私がいるだけ。
ただそれだけ・・・
そうやって、 ‘私そのもの’を見てみたら、認めてあげたら、電車の中で涙が出そうになったのです。。。
このことに気づかせてくれたあの二人の男の子に感謝。
君たちは、そして私も、そのままでいいんだよ。
そのままで価値ある存在なんだから・・・

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