2017年09月02日
親の背を見て子は育つ。部下も上司の背を見て育つ。
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
子どもの夏休みの宿題で工作ってありますよね?
あれって、今はメルカリで売ってたりしているんですってね。
わざと下手に作られたものが出品されていて、結構売れるのだそうです。
需要と供給が上手くマッチしているので、いいと言えば、いいんでしょうが・・・
でも、
「あ!メルカリで売ってる!ラッキー♪」
って言って買う親は、どういう良識なんでしょう。。。
確かに、とりあえず結果さえ良ければそれでいいのかもしれませんが、夏休みの宿題って、それをやる目的は提出する「結果」のみならず、その「過程」が大事なんじゃないかな・・なんて思うのは私だけでしょうか。
実はこの話を聞いた時、思い出されたのは亡き父のことです。
私が高校生の時、自営業でほぼほぼ自宅近辺しか行動範囲がなかった父が大阪市内に出ると。
その頃私は、通学で定期券を持っていたので父に、
「定期券、貸そうか?」
と提案。
「定期券、貸そうか?」
と提案。
運賃、浮くでしょ?って思って言ったのですが、
「そういうことはしてはいけない!」
と一蹴されました。
その時は、そんな硬いこと言わなくてもいいのになぁ~・・なんて思ったりしたんですが、後で考えると、自分の父がこの人で良かったとも思ったわけで。
なぜなら、高校生と言えど、頭の中はまだまだ子供。
やっていいことと悪いことの区別があんまりはっきりしていません。
友人たちとのノリで、悪いことをしてしまうこともあるぐらいだから、やはりそこは大人が正しい背中を見せないといけないわけで。
他人の定期を使って運賃をちょろまかすのがOKという教えを受けたら、その子はきっと大人になってそれはOKの領域に入れることになって、それをまた自分の子供に伝えることでしょう。
ちなみに私の親は、夏休みの宿題を手伝ってくれたことは一切ありません。
忙しかったからかもしれませんし、子供の宿題は難しくて手に負えないと思ったからかもしれませんが。
幸い私は子供の頃からきちんとした性格だったので、宿題ができなくて8月末に慌てるということはありませんでしたが、兄などは、できずに新学期を迎えて、学校で先生に怒られたという話も聞いたことがあるので、両親はそんな兄にも手助けはしなかったのでしょう。
宿題ができなくて怒られるんだったら、それはその子がそこから学んでいくことだと思うし、うちの親が子供の夏休みの宿題に対してノータッチだったのは正しいことだと思うのですが。
でも、そんな真面目な、不正をしない親に育てられたら、それはそれでキッチリしすぎる性格となって、自分を苦しめることにも。
だからある程度ゆるゆるな親の方がいいのでしょうか?
「お金で解決できるなら、それでもいいよね」
こういう考えの親に育てられたなら、上手く世の中渡っていけそうです。
たぶん思うに、こういう親の考え方は、そのまた親の考え方を受け継いでいることが多いのだと思います。
今の時代、何がやっていいことか、悪いことかわからなくなってきていますが、こうやってその人の良識が子に、孫に、どんどん引き継がれていくわけです。
子供は親の背を見て育つ。
もちろん、部下も上司の背を見て育つ。
こわい、こわい・・・

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