2018年05月24日
ヒデキからタツオへ、そして・・・本当の自分へ
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
歌手・西城秀樹さんが亡くなりました。
特にファンではなかったのですが、やはり世代的に私は‘ヒデキ世代’。
何となく喪失感も感じます。
何となく喪失感も感じます。
先日、「徹子の部屋」でヒデキが昔ゲストで出ていたものを追悼として放送されたのを見たのですが、その時感じたのは「あぁ、この人本当にアイドルだったんだな」と言うこと。
受け答えが全くアイドル。
未来に対してのキラキラした希望の気持ちを持っていたり、他人に対しての疑いなき目。
装っているのかな?
とも思ったのですが、そうでもなさそうでした。
元々、自から歌手になりたくて行動をしていたわけではなく、スカウトされて上京し、アイドルとしていきなり売れたと言うヒデキ。
田舎から出てきた少年が、訳もわからないうちに自分の周りの状況がドンドン変わっていき、でも純粋がゆえに、「西城秀樹」の仮面をかぶる・・というか、知らない間に「西城秀樹」と言うキャラクターが憑依していったんではないかと私は思います。
で、アイドル「西城秀樹」として君臨し続け、順風満帆に思える人生でいきなりの脳梗塞の発症。
一度ならずも二度も発症し、本人の思いはいかばかりかと思わずにはいられません。
美しくてカッコ良かった自分が、こんな風になってしまうなんて・・・
私達凡人には計り知れないほどの絶望感に陥ったのではないでしょうか。
また別の日に見た情報番組では、ヒデキは後年、その病気の後遺症で苦しんでいる姿、リハビリに励んでいる姿を公にし、出歩く時も変装もせず過ごしていたということを言っていました。
そして、同じような人たちにお役に立てるならと、講演とかも積極的に引き受け、その姿を世にさらしていたと。
これを聞いて私は思いました。
あぁ、ヒデキはアイドルで一世風靡し、その影響力をもって、晩年は脳梗塞で苦しんでいる人達を勇気づけるために存在していたんではないか?と。
そう、二回の脳梗塞を経て、アイドル「西城秀樹」から、本名「木本 龍雄」に戻り、そしてさらに、ただ一人の‘ひと’になったんでは?
いつまでも昔の栄光にすがって生きるのではなく、起きた出来事に意味を見出し、今の自分に何ができるのかを考えて行動されたのではないかと思うのです。
それは辛い選択だったと思います。
あんなにカッコよく、美しかった自分が、こんな風になってしまうなんて・・
でもだからこそ、できることもあるんだと。
その選択をしたときに、ヒデキはタツオに戻り、そしてただ、周りの人にその存在だけで勇気を与えられる‘本当の自分’に戻ったのでしょう。
それを思うと、私はいったい何ができるのか?
今、私がここまで生きてきて、しなければいけないことは何なんでしょう。。。
そんなことを考えずにはいられません。
ヒデキのファンでもない私に、こんなことまで考えさせる彼に敬意を表し、改めてご冥福をお祈りいたします。。。
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