2023年06月09日
女性リーダーのための 失敗しないone on one ~4.one on oneを行うために押さえておきたいことは?⑤~
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
「1on1、どうしたらいいの?」「1on1、うまくいかない」と言った方のお役に立てるような記事をシリーズで御紹介しております。
八回目の今回は、「1on1を行うために押さえておきたいことは?」の5回目です。
まずは復習から。
1on1を行うために押さえておきたいこととして5項目挙げています。
① 1on1の意義を理解しておくこと
② 心理的安全性を確保する
③ 進め方を知っておく
④ スキルを身に着ける
⑤ その他
この五つ目、その他について今回はお話しましょう。
1on1ではやはりより良く時間をすごすためにも、その他押さえておきたいこともあります。
それは、
■ 受ける側の準備
■ キャンセルではなくリスケジュールをする
■ 本人に決めさせる
です。
では一つずつ見ていきましょう。
■ 受ける側の準備
皆さんは1on1をするということで研修を受けたり書物で勉強したりしていると思います。
しかし、受ける側の部下がこの1on1の仕組みや、効果的に受ける受け方等を理解していないと、上手く1on1が機能しません。
まずは部下に1on1をなぜするのか?
誰の何のためにするのか?
そして、効果的に受けるための注意事項等を伝えなければいけません。
例えば、部下本人が自分の課題となっていることを乗り越えるためにも、1on1で話すテーマは自分で持ってくる。
質問は、正解を求めているのではなく、深く自分自身と対話をして欲しいのでじっくり自分と向き合って答えを出してもらいたい、等です。
基本的なことを理解して貰った上で始めましょう。
■ キャンセルではなくリスケジュールをする
お互い忙しく、どうしても予定の1on1ができなくなることもあると思います。
そんな時、キャンセルを繰り返すと、1on1自体が大したことではない、優先順位が低いことであると思われてしまいます。
ですので、キャンセルではなく、必ずリスケジュールをするということ。
お互いが1on1の重要性を感じながら行うことが大事になってきます。
■ 本人に決めさせる
これまでも何度も書いていますが、話すテーマや行動は、部下本人に決めさせるということを押さえておいてください。
人は、他人からの指示・命令ではモチベーションが上がりません。
自分で決めたこと、そしてそれを行うと口にしたことについては、責任を持ちますし、モチベーションも保たれます。
ですので、
「あなたはどうしたいのか?」
「あなたはどうするのか?」
を常に問うて、本人の口で発言してもらうようにしましょう。
とは言え、そうすると、レベルの低いことしか言わないのではないか?と心配になりますよね。
そんな時は前回のスキルでお伝えした「提案のスキル」や「リクエストのスキル」で、上司の意見を伝えて選んでもらうという手を使っていただければと思います。
そうすれば‘自分事’と捉えられるようになり、責任感を持って行動してもらえるようになるでしょう。
いかがでしょう?
「その他」をまとめると、
■ 受ける側の準備 → 1on1の意味・意義、効果的な受け方を、事前に理解してもらっておく
■ キャンセルではなくリスケジュールをする → 1on1は重要なことであるという認識を持ってもらう
となります。
ぜひ気に留めていただければと思います。
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