チームに働きかける
2018年03月22日
周りに‘影響力’を発揮するためには・・・
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
皆さんは周りに‘影響力’を発揮できていますか?
‘影響力’と言うと、ちょっとわかりにくいかもしれませんね。
要は、「周りの人はあなたの言うことを聞いてくれますか?」ということ。
プライベートでもそう。
仕事でもそう。
どれだけあなたの意図した通りに周りが動いてくれるか・・・
実はこれには、周りの方からあなたへの‘信頼感’がどれぐらいあるかがポイントになってくるのです。
すなわち、‘ラポール’が築けているかどうかと言うことです。
‘ラポール’とはフランス語で「橋をかける」と言う意味。
相手と自分との間に橋がかかっている状態、つまり、心が通じ合い、互いに信頼し、相手を受け入れている状態、心が開いている状態を指します。
‘ラポール’が築かれていないと、「相手の話を聞きたくない」、「そもそも話をしたくない」という状態になってしまい、コミュニケーションそのものが上手くいかなくなってしまいます。
そしてこのラポールを築くベースとなるのが、「安心・安全でありたい」という気持ちなのです。
相手と自分との間に橋がかかっている状態、つまり、心が通じ合い、互いに信頼し、相手を受け入れている状態、心が開いている状態を指します。
‘ラポール’が築かれていないと、「相手の話を聞きたくない」、「そもそも話をしたくない」という状態になってしまい、コミュニケーションそのものが上手くいかなくなってしまいます。
そしてこのラポールを築くベースとなるのが、「安心・安全でありたい」という気持ちなのです。
人は心を開いていない人の言うことは‘間違っている’と思うもの。
反対に心開いている人の言葉は‘正しいのだ’と認識するわけです。
なので、あなたが意図した方向へ周りの人を動かすにしても、まずは相手の心を開くことが第一で、その後で初めてリーディング(導く)が機能すると言うわけです。
「あれをやれ!これをやれ!」
と言っても、あなたが心を開くべき人間でなかったら、相手は心から従うわけではないので、パフォーマンスの低い行動しかとれません。
あなたがリードしたい人は誰ですか?
お子さん?
パートナー?
部下?
まずは‘ラポール’を築く努力をしましょう。
それから‘リーディング’。
順序を間違えないようにしてくださいね。

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2018年03月11日
‘やりがい’を感じる職場は、従業員満足度を、顧客満足度を上げる
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
先日、あるセミナーに参加してきました。
__________________
‘やりがい’を感じ共有できる職場づくり
~ES(従業員満足度)を高めるしかけとは~
__________________
たくさんの方が来られていました。
従業員満足度を上げないと業績は伸びない・・と思っている企業の幹部層の方々がこれほどいらっしゃることに少し安心したものです。
と言うのも、この分野=組織風土改革にはコーチングも大いに関係しますからね。
さてセミナーによると、従業員が会社を辞める本音は、以下の通りだそうです。
1位 上司とのまずい人間関係
2位 同僚とのまずい人間関係
3位 会社内の技術指導の不親切さ
・
・
・
そう、‘人間関係’。
「親の介護が・・」とか、「一身上の都合で・・」とか、何やかんやと理由をつけて退職願を出すけれど、結局のところはコレ。
反対を言えば、人間関係が良好であれば、少しぐらいキツくても、待遇が悪くても辞めないということです。
これは私も経験アリ。
人間関係が良ければ、辞めたいなんて思いませんでしたもの。
もし仮に辞めるまでに至らなくても、会社に不平不満があればそれは態度、表情に出てしまいます。
上司や同僚とのコミュニケーションのズレがやらされ感を生み、消極的でアイデアが出ない(出せない)企業風土に。
それはやがて不平不満を生み、顧客を大事にしようとする態度や表情にならず、クレームに繋がる・・・
こういった悪循環を作り出さないためにも、従業員満足度に繋がる「社内での良好なコミュニケーション」に手を抜いてはいけないのです。
じゃぁ、どうすればいいのか?
セミナーの中では5,6人でのグループワークで、各企業の取り組みをシェアすることをしました。
中々面白いことをされているなぁと思うものがあったので、ご紹介したいと思います。
●「今日、お誕生日の人」の胸にバッヂをつける
その人はその日一日、社内の色んな方から「おめでとう!」を言って貰えるのです。
これだけでも気分が良くなりそうじゃないですか?
●MVPを年一回決める
従業員だけで(上の人は口を出さないのがミソ)その年のMr.ホスピタリティとMs.ホスピタリティを決めて、表彰する。
励みになりますよね。
●サンクスカードを作る
個人個人でやりとりすると、いつしかやらなくなってしまうかもしれないので、書いた紙は一旦総務に上げて、カードを一番多く書いた人、一番多く感謝されている人を表彰する。
感謝されるだけでも励みになるのに、書いた方も認められるというのが、やりがいにつながりますね。
お金をかけずともできることはたくさんあります。
従業員満足度、ひいては顧客満足度を上げるには、このような取り組みを諦めずに続けることが大事になってきます。
どんなにつまらなさそうなものでも、継続すると従業員満足度を上げようとする企業側の‘本気’が伝わるから。
従業員がやりがいを感じて働く職場を作っていきたいと思っている方は、何か取り入れてみてはいかがでしょう。。。

どんなにつまらなさそうなものでも、継続すると従業員満足度を上げようとする企業側の‘本気’が伝わるから。
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2018年01月06日
星野仙一氏の訃報を聞いて・・・
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
朝、星野仙一氏の訃報が飛び込んできました。
私は野球を見ないので、彼のことをそんなに知らないのですが、ちょうど前の日にあるコーチング講座の動画を見ていて星野仙一氏の話が出ていたのでびっくりしました。
その動画では、星野氏は監督時代、コーチング的手法で関わったチームを優勝に導いていっていた、と。
わかりやすいのは、選手の奥さんの誕生日に花束とカードを毎年贈っていたというもの。
一見、優勝には関係のないようなこの行動ですが、これは、「選手みんなに関心を持っている」ということを示すもので、選手の存在そのものを承認している行動。
考えてもみて下さい。
どこのトップが、従業員の家族の誕生日を把握していて、プレゼントまで贈ってくれますか?
贈られた奥さんももちろん感激するでしょうけど、選手も嬉しいのではないでしょうか。
そして、そんなトップのために頑張ろうと思うのではないでしょうか。
会社で考えると、業績が悪く、どんどん部下の頭をすげ替えても何も変わらないこともあります。
でも、上の人が変わり、上の人のコミュニケーションが変わるだけで、業績が上るということは、何を意味しているのでしょう。
プロ野球の世界で、星野氏はそれを証明しているのです。
だから、星野氏が関わった球団が優勝していったのです。
星野氏の行動には学ぶところがとても多いですね。
惜しい方を亡くしました。
もっともっと、そのコーチング的手腕を揮って欲しかったものです。
ご冥福をお祈りいたします。

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2017年08月04日
新幹線清掃チーム「7分間の奇跡」から学ぶ
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
新幹線清掃チーム「7分間の奇跡」から学ぶ
と言う講演会を聞きに行ってきました。
と言う講演会を聞きに行ってきました。
この清掃チームについては、何か月か前にテレビで見ていたので、講演会があると知った時には、すぐに申し込みをしました。
なぜ、ただの清掃会社が、こんなに注目されるようになったのか・・・
そして、働く人の意識がどう変わっていったのか・・・
重要なキーワードとして挙げられたのは、「誇り」と「生きがい」。
誇りが持てない清掃の仕事。
お金を得るだけのための仕事。
そうではなく、お互いが認め合い、「キツイ」「汚い」「危険」の3Kから「感謝」「感動」「感激」の新しい3Kの世界を作り、それを全社員で共有する「新幹線劇場」。
講演会の最後には、その「新幹線劇場」をスライドと文章でスクリーンに映し出されました。
それを見て、こちら聴衆も感動。
ああやれ、こうやれ、しっかりやれ!とか、言葉で伝えるものも大事だけれど、ここで働くと、感動や感激があるのだと身をもって感じることができたら、人は自らそれを求めて動くのではないでしょうか。
今でも世間のお給料よりは少ない清掃業務。
でも、それに代えがたいものを得ることが、ここで働く誇りや生きがいとなっている。。。
あなたの企業はどうですか?
社員がイキイキと自ら働こうという意思をもって働けていますか?

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・テーマ 「『NO』が言えないんです・・・」
【日 時】8月26日(土)14時~16時
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何とかならないのかしら・・」
【日 時】9月6日(水)19時~21時
【場所】 EXE SALON(大阪市 天満橋駅すぐ)
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2017年06月14日
全ての企業は、社員が持っている‘最初のやる気’を萎ませないようにしていただきたいものです..
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
テーマは「職員の定着・育成とキャリアパス」。
福祉や介護業界で人材を確保していくのはとても重要。
しかし、早期退職する人も多く、採用してもすぐ辞めていくという悪循環を断つために、しっかりとしたキャリアパス(職場でのキャリアアップの進路・道筋)の仕組みの構築が大事であるということ。
最近、介護・医療系のところで仕事をさせて頂くことも多いので、とても興味深く聞かせてもらったのですが、中でもハッと思わされた話が。
「職員の教育の可視化」が必要だということで、「わが職場に入ったら、あなたたちにはこのような育成プログラムが用意されていますよ」と言ったことを見える化する必要があると。
そう、入社した時って誰でもそうだと思いますが、やる気に満ちています。
やる気なく入ってくる新入社員・中途採用社員は、ほぼいません。
で、やる気はあるのだけれど、仕事力(スキル)がないのが新人。
そのやる気を保った上でその人の仕事力を高めていけるのが良い上司で、そのやる気をなくしていく関わりをするのが、ダメな上司なのです。
そこで、昔勤めていたスポーツメーカーの時のことが思い出されました。
もうン十年も前の話なので、今とは比べ物にならないぐらい男尊女卑の時代。
女性社員がお茶汲みをし、掃除も女性だけがさせられるそんな頃。
私はその会社に事務職で入ったのですが、特に何かを期待していたわけではないけれど、社員数名の小さな大阪営業所で女性の先輩が言った言葉が私のやる気につながったのです。
「この会社では、女性もやる気があれば、
企画や商品開発にも携われるのよ。」
企画や商品開発にも携われるのよ。」
実際この先輩は事務の仕事だけではなく、男性社員に交じってカタログの作成をしたり、色々と意見をしたりしていました。
その姿を見て、がぜんやる気を出した私。
いつか、私も先輩みたいに、商品について意見を述べたり、企画に関わったりできるのかも・・
そう思って、必要だと思われる色彩検定(マスク、フィン、スノーケルなど、カラフルな商品を扱っている会社だったので)を自主的に受けたりと頑張っていたのだけれど・・・
その先輩が結婚退職して、次は私たち後輩が先輩の仕事を受け継ぐのか?!と思っていましたが、女性も活躍させるべきだと言った進んだ考えを持っていた営業所長もその後会社を辞め、結局、ただ事務の仕事をこなすだけの夢のない職場になってしまったのです・・・
一度、「私たち女性も会議に参加させてほしい!」と言って参加させてもらったのですが、私たちの言葉は『意見』ではなく、『不満』と取られて、もう二度と会議に参加させてもらうことはありませんでした。
もちろん、仕事もそれまで通りの‘事務’‘お茶汲み’‘掃除’以外のことをさせてもらえることはなく・・・
今思えば、私の話の持って行き方、言い方なども悪かったのだとは思います。
だから、やってみたい仕事もやらせてもらえなかったとも思うのですが。。。
でも、入社してしばらくたった時に女性先輩が言われたことはとても、励みになったし、やる気にも繋がったのは事実。
自分がここで働いていく先に何が得られるのか?どうなっていくのか?
そこが見えると頑張りや、やる気に繋がるのは確かだな、と思います。
「『職員の教育の可視化』は、
特にやる気に満ちた若い人には魅力になります」
と、その時講演して下さった先生。
福祉・介護業界のみならず、全ての企業は、社員が持っている‘最初のやる気’を萎ませないようにしていただきたいものです...

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あなたの中の‘ダイヤの原石’に磨きをかけませんか?!
▼ グループコーチング
【日時】
・夜コース(6~11月 第一水曜日 19時~21時)
・昼コース(6~11月 第四土曜日 14時~16時)
※各全6回コース
【場所】 EXE SALON(大阪市 天満橋駅すぐ)
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