カウンセラー
2023年07月17日
プロに話を聞いてもらうということは、インストラクターとテニスをするのと同じこと??
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
先日ふと思ったことがあります。
コーチやカウンセラーに話を聞いてもらうということは、テニスのインストラクターとラリーをするようなものなんだろうな、と。
大学生の頃、テニスのサークルに入ったんですね。
でも、あまりに下手くそだったので、友人とテニススクールに通うことにしたのです。
結果的にはあまりうまくはならなかったのですけど(苦笑)。
で、そのテニススクールでは、空いているときはコートが借りれるのです。
練習はたくさん積みたいと思っていたので、何度か友人とコートを借りてテニスをするのですが、これが笑えるぐらいラリーが続かないんですね。
初心者同士ってこんな感じなんでしょう。
レッスンの時にインストラクター相手だったら、結構ラリーもできるのに・・・
それはやはり、インストラクターは私がどんな球を打っても返してくれるし、しかも私が取りやすい場所に打ってくれるわけですからね。
このことは、コーチやカウンセラーなどのプロに話を聞いてもらうということと同じだと思うのです。
プロはしっかり黙って聞くだけではなく、絶妙なタイミングで相づちやうなづきを入れてくれます。
そうすると、話は促進するわけですね。
また質問もしっかり内省するような質問をしてくれるので、気づきが生まれる・・・
だから、コーチやカウンセラーと話をすることは、とても生産的な会話になるわけです。
実際、友人に話をすると、愚痴を聞いてもらってスッキリするということはあっても、何の解決策も生まれなかったという経験をされたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そういう場合は結局また同じ愚痴を言う羽目になるということ。
根本的に何も解決していませんからね。
なので、本当にその問題を何とかしたいのであれば、プロに聞いてもらうことをお勧めします。
絶妙なボールを返してくれますから・・・
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2017年12月13日
自分一人より、誰かと関わることによって、より深く、より遠くへ行ける。。。
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
先日、久々に‘フォーカシング’の勉強会に行ってきました。
フォーカシングとは
なんとなく嫌な感じ・・・
なんとなく心がざわつく感じ・・・
など、「なんとなく」の身体の感じに目を向けるカウンセリング技法。
まさに‘腑に落ちる’という気づきが多く、コーチングにも使える手法なので学んでいるのです。
で、この時、面白い体験をしました。
まずは私がフォーカサー(=クライアント)役の時。
リスナー(=カウンセラー)役の人に色々と聞かれながら、「なるほどな~」と言う気づきを得たのですが、振り返りの時に、
「自分一人でやっても、ここまで深まらないんですよね」
と、私。
自分一人でやるときは一生懸命深めようと、自分の身体の感じに集中するのですが、これがなかなか難しい。
で今度は、役割を交代して、私がリスナーをやった時のこと。
「久しぶりなので、できるかなぁ...」
すっかり手順を忘れています。
ま、何とかなるかな。(笑)
基本的にフォーカシングはフォーカサーが口にしたことをリスナーが繰り返して言います。
その言葉を聞いて、フォーカサーが再びその言葉がしっくりくるかどうかを確認していく作業を通して、身体の声に耳を傾けるという感じです。
そう言えば、以前フォーカシングのトレーナーが、「相手の感じている感覚を自分の中に共鳴させて『こんな感じですか?』と聞いてみると良い」とも言っていたような。。。
それ、やってみようかな。
そう思ってフォーカサー役の方が言っていることを聞きながら、自分の中でも同じ様に感じるようにし、浮かんでくる言葉や感覚を伝えるというやり方でやってみたのです。
セッションが終わって、振り返りの時、フォーカサー役の人やオブザーバー役でその場にいたトレーナーの方から大絶賛!
「鋭いセッションで、(フォーカシングが)とても深まりましたよ!」
と。
へぇー、そうなの?
やった本人はあんまりわからなかったのですが。
ただ、「一緒に感じよう」として、そこに意識を向けたこと、そして、ふと自分が感じた体の感じを言葉に出しただけ。
それを聞いてフォーカサー役の方には、更に深い気づきがもたらされたみたいです。
これらの体験から、浮かびました。
こういうカウンセリングやコーチングってダイビングみたいなものじゃないかな、って。
海に行ってシュノーケリングをしたこと、ありますか?
海面にプカプカ浮かんで海の中を見ると、とてもきれいなんだけれど、もっと深くまで潜れると、新しい発見もあるし、楽しいじゃないですか。
自分でそれをするとなると素潜りになると思うのです。
でも素潜りで相当深く潜るには、練習が必要。
それでも限界がありますよね。
そこで、スキューバダイビング。
タンクをつけて潜ればかなり深く潜ることができます。
そこでは見られる生物も違ってくるし、洞窟だとかのシュノーケリングでは見に行くことができない場所にも行くことができます。
流れの強いところでも潜ることができますしね。
きっとカウンセラーやコーチって、このダイビングで使う‘タンク’みたいなもんなんじゃないかと思うのです。
浅瀬でピチャピチャしているぐらいならタンクは必要ないけれど、見たこともない世界を見るためには、タンクは必要。
きっと自分を知るためには、自分一人では難しく、タンクの役割を果たす誰かが必要なのでは?
これってカウンセリングやコーチングだけに言えることではないと思います。
人が誰かと関わることで、何かしらの影響があります。
自分一人より、誰かと関わることによって、より深く、より遠くへ行ける。。。
きっとこういうことなんだと思います。
そんなことを感じた勉強会でした。
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tomokonakamura at 16:37|Permalink│Comments(0)│