カウンセリング
2017年12月13日
自分一人より、誰かと関わることによって、より深く、より遠くへ行ける。。。
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
先日、久々に‘フォーカシング’の勉強会に行ってきました。
フォーカシングとは
なんとなく嫌な感じ・・・
なんとなく心がざわつく感じ・・・
など、「なんとなく」の身体の感じに目を向けるカウンセリング技法。
まさに‘腑に落ちる’という気づきが多く、コーチングにも使える手法なので学んでいるのです。
で、この時、面白い体験をしました。
まずは私がフォーカサー(=クライアント)役の時。
リスナー(=カウンセラー)役の人に色々と聞かれながら、「なるほどな~」と言う気づきを得たのですが、振り返りの時に、
「自分一人でやっても、ここまで深まらないんですよね」
と、私。
自分一人でやるときは一生懸命深めようと、自分の身体の感じに集中するのですが、これがなかなか難しい。
で今度は、役割を交代して、私がリスナーをやった時のこと。
「久しぶりなので、できるかなぁ...」
すっかり手順を忘れています。
ま、何とかなるかな。(笑)
基本的にフォーカシングはフォーカサーが口にしたことをリスナーが繰り返して言います。
その言葉を聞いて、フォーカサーが再びその言葉がしっくりくるかどうかを確認していく作業を通して、身体の声に耳を傾けるという感じです。
そう言えば、以前フォーカシングのトレーナーが、「相手の感じている感覚を自分の中に共鳴させて『こんな感じですか?』と聞いてみると良い」とも言っていたような。。。
それ、やってみようかな。
そう思ってフォーカサー役の方が言っていることを聞きながら、自分の中でも同じ様に感じるようにし、浮かんでくる言葉や感覚を伝えるというやり方でやってみたのです。
セッションが終わって、振り返りの時、フォーカサー役の人やオブザーバー役でその場にいたトレーナーの方から大絶賛!
「鋭いセッションで、(フォーカシングが)とても深まりましたよ!」
と。
へぇー、そうなの?
やった本人はあんまりわからなかったのですが。
ただ、「一緒に感じよう」として、そこに意識を向けたこと、そして、ふと自分が感じた体の感じを言葉に出しただけ。
それを聞いてフォーカサー役の方には、更に深い気づきがもたらされたみたいです。
これらの体験から、浮かびました。
こういうカウンセリングやコーチングってダイビングみたいなものじゃないかな、って。
海に行ってシュノーケリングをしたこと、ありますか?
海面にプカプカ浮かんで海の中を見ると、とてもきれいなんだけれど、もっと深くまで潜れると、新しい発見もあるし、楽しいじゃないですか。
自分でそれをするとなると素潜りになると思うのです。
でも素潜りで相当深く潜るには、練習が必要。
それでも限界がありますよね。
そこで、スキューバダイビング。
タンクをつけて潜ればかなり深く潜ることができます。
そこでは見られる生物も違ってくるし、洞窟だとかのシュノーケリングでは見に行くことができない場所にも行くことができます。
流れの強いところでも潜ることができますしね。
きっとカウンセラーやコーチって、このダイビングで使う‘タンク’みたいなもんなんじゃないかと思うのです。
浅瀬でピチャピチャしているぐらいならタンクは必要ないけれど、見たこともない世界を見るためには、タンクは必要。
きっと自分を知るためには、自分一人では難しく、タンクの役割を果たす誰かが必要なのでは?
これってカウンセリングやコーチングだけに言えることではないと思います。
人が誰かと関わることで、何かしらの影響があります。
自分一人より、誰かと関わることによって、より深く、より遠くへ行ける。。。
きっとこういうことなんだと思います。
そんなことを感じた勉強会でした。

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tomokonakamura at 16:37|Permalink│Comments(0)│
2016年07月24日
‘愚痴’を解決しないと、‘「不幸の手紙」製造者’になり続ける?
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
突然ですが、‘愚痴’って「不幸の手紙」みたいなもんだと思いません?
あ、今は「チェーンメール」って言うのかもしれませんが。
○日以内に、△人に同じ内容のものを送らなければ不幸になるというのが「不幸の手紙」なので、‘愚痴’とは厳密に同じとは言えませんが、受け取った時のグッタリ感とか、イヤな気分とかは似ているような気がするのです。
要は‘マイナスのエネルギー’を受け取ってしまうって感じでしょうか。
‘愚痴’を聞いたことのある方ならわかると思います。
疲れるとか、しんどくなるって感じ。
‘愚痴’を言う方は、そのマイナスのエネルギーを誰かに渡したいのです。
で、渡した瞬間・直後はラクになるわけです。
だから、誰かに‘愚痴’を聞いて欲しい。
でも、根本的に解決はしていないので、一旦吐き出したとしても、また沸々と‘愚痴’が湧いてくるのです。
‘愚痴’ を聞かされる方はどうかというと、楽しくはないので、またその人と会いたいとは思わなくなります。
だから、一時のラクさを求めることで、人間関係が壊れることもあるわけで。
だったら、‘愚痴’が言いたい人は、カウンセラーやコーチなどのプロに聴いて貰ったらいいのに・・と思うのです。
聴き方も上手だから、根本的な解決につながるでしょうし、何より親しい方との人間関係を壊すこともなくて済みます。
ちなみにこの私も、会社員をしていて相当ストレスがかかっていた時もあるので、‘愚痴’を言うことでスッキリするとか、「誰かに聞いて欲しい!」と言う気持ちは本当にわかります。
だからその当時は、‘愚痴’を言いまくっていて、周りの人にずいぶん迷惑をかけていました。
だからその当時は、‘愚痴’を言いまくっていて、周りの人にずいぶん迷惑をかけていました。
でもコーチをつけるようになってからは、友人たちに吐かずに、コーチに聴いてもらうようになったので、 誰彼なしに言う‘愚痴’は全くなくなったのですよね。
「解決しなくてもいいの。ただ、吐き出したいだけだから」
っていう人もいると思うのですが、それは本当にあなたが‘「不幸の手紙」製造者’になり続けることにつながります。
それでもいいならいいのかな・・・
でも、自分が周りに迷惑をかけてしまっているという事実は、心の隅に置いておいた方がいいような気がします。。。

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