コーチ養成
2017年12月09日
コーチ役とオブザーバー役と、立ち位置によって何が違うと言うのか?
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
講座では受講生にスキルをお伝えした後、実際にコーチングを行って貰っております。
コーチ役、クライアント役、オブザーバー役(観察者)の三つの役を順繰りに体験。
コーチ役、クライアント役、オブザーバー役(観察者)の三つの役を順繰りに体験。
最後に振り返りで、やってみて気づいたこと、感じたことを言って貰うのですが、その時に一人の受講生が、
「オブザーバーで見ていた時は、
『私だったらこうするのにな~・・』
なんて思ったりしたのですが、
自分がコーチ役をやっている時は、それどころじゃないって感じでした」
と。
これはこの方のみならず、私自身もいつも感じること。
折角このことを受講生が感じたのだから、「コーチ役とオブザーバー役と、立ち位置によって違ってくるのは何故だと思いますか?」と問うてみたかったのですが、時間がなかったのでその質問は飲みこみました。
でも、口には出さなくても、自分自身に問うことになって、はたと気が付いたのです。
あぁ、この本に書かれていることだ・・・!!

オブザーバー役の時は、結構気楽にコーチングセッションを見ることができます。
でも、コーチ役だとセッション中に関係のない言葉が頭の中に浮かんでくるのです。
しっかり聴かなきゃ・・・
上手くコーチングしなきゃ・・・
クライアントさんに満足してもらわなきゃ・・・
実はこういう‘雑音’がコーチのパフォーマンスを落とすのです。
目の前のクライアントさんに意識を集中するというより、これってコーチ自身が自分に意識を向けているのと同じこと。
自分をコントロールし、自己評価をしている状態では、自分の潜在能力が発揮されなくなってしまう、とこの本は言っています。
それに比べてオブザーバーのなんと気楽なこと。
気楽であるがゆえに、落ち着いてセッションを見ることができ、効果的であろう質問も浮かびやすくなるのでしょう。
なるほど・・・
長らく思っていたことが、こういうことだったとは...
長らく思っていたことが、こういうことだったとは...
ご興味のある方はこの本、ぜひ読んでみてくださいませ。。。
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tomokonakamura at 09:58|Permalink│Comments(0)│