ベール
2020年08月25日
ベールをめくる
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
今回もクライアントさんとのコーチングセッションでのことを書こうと思います。
※以下、ご本人の了承を得て書いています。
コーチとしてスキルを上げていきたいということでコーチングを依頼してきた彼女。
先日のセッションでは、どうしても上手く自分のクライアントさんの話に突っ込むことができない・・と言うテーマを持ってこられました。
しっかり聴くことが得意な彼女。
でも、しっかり聴くことで、中々セッションが展開していかないことも悩みだとか。
「後で思い出した時に、
『あの時にこんな質問をすればよかった』
って思うことが多いんです」
と。
ひらめきがないのかなぁ・・・、(突っ込む)勇気がないのかなぁ・・・と言うクライアントさん。
後で「あの時・・」って思うぐらいなので、ひらめきが全くないとは思えません。
ひらめきがあったとしても、その自分の微妙な感覚に気付きにくいのかもね・・と言いながら、一つのイメージが私の中に浮かんできました。
コーチはクライアントの話を聴きながら、自分の中で何が起きているのかも同時に感じ取る必要があると私は思っています。
で、その自分のセンサーでつかんだものを元にフィードバックしたり質問をしたりするものだと思うのですが、そのクライアントさんは、自分のセンサーを感じ取りにくくなっているのかも・・と。
聴いてみると、やはり、緊張していたりすると感じにくいらしいのです。
でも自分自身がリラックスしているときは、そのセンサーに引っかかったことが手に取れるように感じるそうな。
自分の中にフィルターがあり、緊張するとそのフィルターが厚くなって、センサーに引っかかったものが感じにくくなるのかな。。。
なるべく緊張せず、リラックスしてセッションに挑む、ちょっとでも何か感じ取ったなら、ためらわずに口に出してみるのもいいかもね。
でも、理由はそれだけじゃないかも。
何か止めた方がいいことはない?
そう質問する私に彼女が「あっ!」と。
「‘聴きすぎる’のかもしれません。
しっかり聴こうとうなずき、
あいづちを打って
話を促していることが、結果的に
とりとめのない話をずーっと長々と
させてしまっているのかも・・・」
なるほど。
だからこそ、後で思い出して「あの時・・」って思うわけなのですね。。。
例えていうなら、舞台が終り、幕が下りてしばらくしてから「あっ!」と思ってお客さんに伝えようとしたときには、もうみんな帰ってしまって、伝えられないことに・・・って感じかしら。
「幕が開いている間(セッション中)に
伝えないとダメですね」
そうよそうよ、自分のセンサーに敏感になれるように自分自身をセットアップし、その上でセンサーに何か引っかかったらすぐに口に出す。
そう、軽く’ベールをめくる’ように。
そうそう!’ベールをめくる’の!
チラッとね。
で、ベールをめくって言ったフィードバックや質問が機能しなかったら、また引っ込めたらいいのよ!
軽く気楽に口をはさむ。
これこそが‘ベールをめくる’。
いや、なんか私の方がこの言葉、気に入ってしまいました。
コーチングのスキル名として、どこかの団体、採用してくれないかな~(笑)

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