2017年02月
2017年02月07日
ドイツが愛した日本人 ~医師・肥沼信次氏の生き方から感じたこと~
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
先日のことです。
第二次世界大戦後のドイツで、猛威を振るっていたチフスの治療に携わった日本人医師・肥沼信次氏の話です。
戦争前、放射線医学の研究をするためにドイツに渡った肥沼氏、戦況が悪化するも、大使館からの帰国指示にも従わずドイツに残られます。
戦後、ドイツ占領ソ連軍の命により、伝染病医療センター初代所長となり、チフス・コレラなどの疾病対策に力を尽くしますが、自身もチフスに感染し、若くして亡くなります。
元々、放射線医学を極めるつもりでドイツに留学したのにもかかわらず、医師であるというだけで、伝染病の治療を任された(命令された)のは、本人にとっては「こんなつもりじゃなかった・・」と言うことだったのではないでしょうか。
そういうところで働けば、自分も罹患する可能性もあるだろうし、やりたかったことではなかったでしょうし。
それでも、自分が今できることは何だろうか?と言うことで動いたのだと思うのです。
で、恐れていた通り、チフスに感染。
これを見て私が思ったのは、逃げ出そうと思えば逃げ出せたかどうかはわからないけれど、肥沼氏はとにかく「自分に与えられた今やるべきことを、淡々とやっていった」んだな・・と言うこと。
その結果、自分の命が短くなるかもしれないのもわかっていたはずなのに。
逃げずに今、与えられた仕事を淡々とこなす。
きっとこれが、短い命でも人に役立つ人生になると言うことなのでは?・・と。
反対に、保身を考え、無駄に長生きしたとしても、誰の役にも立たない人生になる生き方もあるのではないかと思ったのです。
自分はどうなのでしょう?
嫌なことから逃げずに、突き進んでいっているのでしょうか?
生きる姿勢。
今それを問われているような気がします...
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