2025年03月05日

これぞ・・・伝わりやすい‘フィードバック’!


こんにちは!

パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。





突然ですが・・・


大阪人は‘お笑い’にうるさいです(笑)

 
かく言う私もそうで、お笑い番組は割と良く見ます。

で、審査員気取りで「おもしろい」とか「おもしろくない」等のジャッジを下しながら見るのも大阪人の特徴であったりするのですが。
 

 
 

先日「ytb漫才新人賞決定戦」と言うお笑いの賞レースが放送されていました。
 

関西を拠点に活躍する芸歴10年目までの若手芸人が、事前ROUNDというものを通過した7組に絞られ、最終的に一組が新人賞に輝くというものです。
 

もちろん私も見ました。
 

でも、最近の若手はあまりよくわからないので、何となくボンヤリと見てただけなのですが、今回衝撃だったのが、初めて審査員になると言う霜降り明星の粗品氏だったのです。

 

もう、びっくりしました!

 

というのも、最近の賞レースでは、パワハラと取られるのがイヤなのか、審査員のコメントもはっきり言ってゆるゆるです。

確かに、若い子に手厳しくコメントをするとネットで色々言われたり、ひどい時は訴えられたりするかもしれないですから。
 

でも褒めてばかりの審査員のコメントは、ぬるいなぁ...と正直見ていてイライラしていたのです。

  

 

で、今回の粗品氏。

 
まず点数が厳しい。

そしてコメントも、甘い言葉だけを言うのではなく、しっかり指摘する部分は指摘する。
 

分析力、観察力も鋭く、手厳しいように見えるけれど、その伝え方がまたうまいのです。
 

客観的なこと(漫才にかかっていた時間とか、観客のウケ具合とか)も主観的な意見(自分がこの漫才を好きか嫌いか)も‘伝わりやすく伝えていた’と思います。

  

「後半に向けて段々盛り上がって・・」

というような俯瞰したコメントもあり、ここでハッとしました。

 
これって..コーチングの‘フィードバック’じゃない?!と。

 

鏡に映すかのように返す‘フィードバック’。

 
演者たちには見えない外からの様子を伝えることで、「(自分たちの漫才は)どう見えているのか?」がわかり、軌道修正がはかれるわけです。

 

そのフィードバックを上手にされていた粗品氏。

とにかくすごいとしか言いようがありませんでした。

 
後で一つ気づいたのは、これって粗品氏が演者たちと‘歳が近い実力者である’ということもフィードバックが伝わりやすくなっている一因なのでは?と。

いくら凄い審査員でも、雲の上の先輩が言うと頭ごなしに否定されたと受け取る若者もいると思うのです。

素直に聞けないということですね。


フィードバックが機能するには、フィードバックする側に対する される側のリスペクトと、される側のフィードバックを受け取る心の準備が必要となります。

尊敬できる先輩にだったら、耳痛いことを言われても自分のためになると耐えられる。

こうだと思うのです。



とにかく目を見張りました。

 

この鮮烈な審査員デビューで、これからは「審査員・粗品」としてあちらこちらから引っ張りだこになるのを予感せずにはいられないと思ったのは私だけじゃないはずです。


そして・・・


粗品氏の審査員姿を見たいがためにお笑いの賞レースを見るようになるかもしれない自分がいるのも予感しています...



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プロフィール

ナカムラトモコ

■ パフォーマンス アップ コーチ ■  大学の薬学部卒業後、病院、リゾートスタッフ、スポーツメーカー、薬局、医薬品原料商社等、さまざまな仕事を経験。幅広い経験から「部下を生かすも殺すも上司次第」と考えるようになりその時知った‘コーチング’に感銘を受け、この‘コーチ’を天職と活動を開始する。
大阪府出身・在住。

                       ________________
国際コーチング連盟(ICF) プロフェッショナル認定コーチ(PCC)
(一財)生涯学習開発財団 認定プロフェッショナルコーチ
米国NLP協会認定 マスタープラクティショナー
日本プロフェッショナル講師協会™ 認定講師
日本メンタルヘルス協会公認 心理カウンセラー
文部科学省認定 1級色彩コーディネーター
(社)AFT認定 カラーデザイナー
薬剤師
                    

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