コーチングスキル
2026年03月25日
心の泉に小石を投げ入れ、波紋を広げる
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
コーチングでは、そのセッション中に気づきが起きなくとも、じんわりボディーブローのように効いてくるコーチからの‘質問’と言うものがあったりします。
後々までクライアントの頭からその問いが離れない・・・
そう言った‘質問’。
だからコーチはその場でクライアントに気づきをもたらさなくても良いと言われたりもするのです。
私もその考えは支持します。
なぜなら自分自身がクライアントの時にそう言う体験があるから。
いつまでもコーチの問いが頭に残り、ずっと反芻し、のちに気づきが起きたという体験です。
こういった質問と言うのは、私的には「心の泉に小石を投げて、波紋が広がっていく」と言う‘例え話’で表現したりします。
ワンワンワ~ン♪と波紋が広がることで後々まで影響を及ぼす...
そんなイメージ。
でも・・・
波紋が広がるためには条件があるのではないかと、ふと思ったのです。
そもそも水面が激しく波打っていれば、小石を投げたところで波紋は広がらないし、気づきにくい。
これって、クライアントの心の‘泉’の状態が波紋を作ることができる状態でなければいけないのでは?と。
コーチの言葉を受け入れてもいいという‘信頼感’、そして内省するべく自分の内側に意識の矢印を向けている状態...
これらをそれまでのセッションの間で作り上げるような関りをコーチがしなければいけないのでは?と思ったのです。
もちろんコーチが投げる小石(質問)に対してクライアントの中で響くものがなければ波紋は起きないのでしょうが。
皆さんいかがでしょう?
1on1で部下のコーチ役になる機会も多いことと思います。
波紋を広げられる小石、部下の心の泉に投げ入れることはできていますでしょうか・・・
1on1で部下のコーチ役になる機会も多いことと思います。
波紋を広げられる小石、部下の心の泉に投げ入れることはできていますでしょうか・・・

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2026年03月03日
コーチングスキル 「〇〇について△個、出してみてください」
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
私は某所にてコーチングの講座を受け持っています。
先日その講座を受けた方の認定試験があったので行って来ました。
実技試験では私がクライアント役になってコーチングを受け、その出来によって合格か不合格かを判定します。
で、今回コーチングを受けて大きな気づきがありました。
講座の中では様々なスキルを伝えているのですが、その中の一つで、たくさんのものを引き出すために「〇〇について△個、出してみてください」と言うものがあります。
負荷をかける個数(例えば10個とか)を言うことで思考を絞り出すことになり、本人が気づいてもいなかったことに気づいたり、新たな発見につながったりするのです。
余りにも簡単なスキルなので、私自身そんなに使ったことはありません。
が、今回このスキルをかけられて気づいたことが。
具体的には、あることについて行うか否かで悩んでいるという私に対しての今回の質問は、「そのことを行うことのメリットを10個挙げて下さい」と言うものだったのですが、
「あ...」
話しているうちに、私の中でその‘課題’についてポジティブな感覚が湧いてきたのです。
行ってもいいかもしれない・・・
更にコーチ役の人が、「今度はそれを行わなかったときのメリットを10個挙げて下さい」と。
正直、最初の質問でやる気が出てきていたので、ここで止めて貰っても良かったのですが、案の定、「行わなかったときのメリット」を挙げていくうちに気持ちがみるみる萎えてくるのを感じてしまったのです。
ですが、それと同時に、「行わなかったときより、行った時の方がしんどいけれど、自分の成長には繋がる」と言う発見も。
あらっ!このスキル使える!!
ただ、今回の試験で残念だったのは、コーチ役の受験生の方がその問いを言いっ放しで終わってしまったこと。
重要なのは‘それを言ってみて、何に気づいたかを本人に問う’こと。
ここが大事。
何に気づいたか、そしてどうしていきたいと思ったか・・・
もしこのスキルを使ってみたい方がいらっしゃったら、ぜひ、問いを投げかけた後で相手の気づきの部分にスポットライトを当てるところまでやってみて下さいませ。
相手の方にとっていいコーチングとなるでしょう...

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2025年06月23日
自分のまつ毛は自分では見えない
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
先日、ふと昔のことを思い出しました。
20代の頃、バリバリのスキューバダイバーだった私は毎年色んな島へ行っていたのです。
大抵は一人で行くのですが、現地で民宿に泊まると必ず友達ができるので、一人で行くことにそんなに抵抗はありませんでした。
で、ある時ある島へ一週間ほどの予定で行った時のこと。
オンシーズンになる直前で、比較的空いている時期でした。
民宿に泊まると、客は私一人。
混み合う時は相部屋も在り得るのですが、ラッキー♪と思ったものです。
私がチェックインした2日後ぐらいに、新しい女性のお客さんがやってきました。
宿はガラ空きなので当然別の部屋にその人は入るかと思ったら、何と宿の主人はその人を私と同じ部屋にしたのです。
確かに、他の部屋を使われると、掃除とかが大変だとは思います。
でも、こんなに他の部屋が空いているのに・・・
とはいうものの、そこは‘外づら’のいい私。
同室のその彼女と仲良くなるために話しかけることはやぶさかではありません。
もちろんこの相部屋の件も面白おかしく‘愚痴った’わけで。
「他にも部屋が空いているのに、何も相部屋にすることないのにねぇ~」
と。
そこからも、楽しくその方と交流を深めながら数日経過。
そして‘あのこと’が起きたのです。。。
この時も何か話をしていたんだと思うのです。
もちろん関西人として相手を笑わせようと誇張したトークではあったと思いますが。
その時、彼女が言った言葉、
「ナカムラさんってグチばっかりですね」
この一言が私の頭をガンっと殴ったのです。
私って・・・
私って・・・・・・
そんなにグチを言ってた?!
あの頃は自分で自分がそんなにグチっぽいとは思っていなかったので、会って数日の人からそう言われて物凄くショックを受けたのです。
ここでコーチングの話。
コーチングにおけるフィードバックとは、本人が周りに及ぼしているものについてそのまま伝えるというものです。
いい、悪いの判断はしません。
鏡のように伝えるわけです。
それを聴いて行動を変えるか変えないかは、言われた方が決めればいいということなのです。
あの時の彼女の一言が、まさにフィードバック。
彼女が感じたことを事実としてそのまま伝えてきただけ。
「止めた方がいい」とか「よくない」とか、そういうことは言わずに。
そしてこういったフィードバックがまさに「自分のまつ毛は自分では見えない」と言われるゆえんなのです。
自分では気づかないことで、他人からは見えているものって結構多いものです。
そういったものを伝えて貰うことで、自分自身を知ることができます。
フィードバックは耳痛い、ショックなこともあるでしょうが、自分の成長には欠かせないもの。
あなたは今までどんなフィードバックを貰いましたか?

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2025年05月04日
マネージャーさんには必須のスキル? ~ある芸人の‘取扱説明書’~
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
先日、Tverでロンドンハーツの「芸能人取扱説明書 本人も知らないマネージャーのウラ操作術!!」と言うのを見ました。
マネージャーさんって大変なのね... などと思いながら見ていたのですが、お笑い芸人・エルフの荒川さん(ギャルの方)のところでアッと思ったのです。
彼女って・・・
‘アナライザー’だ!
アナライザーとは、コーチングの4つのタイプ分けで言うところの1つのタイプです。
このタイプ分けは自己主張が強いか弱いか、感情表出が強いか弱いかで大まかに4つに分けるものなのですが、
・コントローラータイプ(支配型)
・プロモータータイプ(企画型)
・サポータータイプ(援助型)
・アナライザータイプ(分析型)
の4つがあり、これらの特性によって、承認の仕方を変えたり、コミュニケーションを合わせてあげたりして、コーチングの効果を上げていくのに使うわけです。
ここでマネージャーさんの話や、本人とのやり取りを見ていて、彼女はアナライザーなんだな・・と私は判断しました。
例えば、今回の企画は、出演者に事前に内容を知らせていないものだったらしく、出る芸能人はこの日何で呼ばれたのかわかっていなかったそうです。
そんな中、メンタルが弱い(これもアナライザー的だと思います)と言われている彼女は、本番前に緊張して廊下をウロウロしていたといいます。
「何にも知らされていない仕事、一番嫌いで・・・」
とにかく全部知りたい、打ち合わせのない仕事はイヤだと。
これがまずアナライザー。
出たとこ勝負とか、アドリブとかが苦手なこのタイプ、事前に物事を観察し、シミュレーションをして事に取り掛かりたいと思っています。
なので、先が読めないことは苦手。
また、彼女のマネージャーさんが芸人・品川庄司の品川さんのマネージャーもしているらしく、彼から
「芸人は 『面白かったです』と言えば
それだけで頑張れるから
誰に対してもそうするように」
と言われた、と。
そこでこのマネージャーさんは荒川さんにも仕事終わりに「面白かったですね」と言ったそうですが、「いや、そんなことないです・・」とあんまり反応が良くなかったらしいのです。
嬉しくなかったのか?と他の出演者に言われて彼女は、一番うれしかったからこそ、どこが面白かった?というのが気になる、と。
「じゃぁ、どう言って欲しいの?」
と聞かれ、彼女の言ったことがまさにアナライザー的。
「荒川さん、あそこの差し込み(カットイン)、
凄かったですね!」
そう、アナライザーは、漠然と褒められてもあまりうれしくないのです。
自分がこだわったところにピンポイントで「そこ、良かったよ!」と言って貰って初めて嬉しく感じるわけです。
ちなみに、品川庄司の品川さんが言っていることも間違いではないのですが、これは昔ながらの芸人には・・と言うことになると思います。
なぜなら、昔は芸人と言えば‘プロモーター’が主流だったから。(と、私は思うのです)
プロモーターはとにかく周りが反応してくれることを好むし、周りに影響を与えたいと思っています。
なので、「すごい!」とか「面白い!」とか影響を示唆する言い方だけでOKなのです。
この番組を見ていて、マネージャーさんって大変なんだな...と思うと共に、このタイプ分けをちょっと知っているだけで担当の芸能人に上手く対処できるのにな・・と思いました。
特にタレントのパフォーマンスを上げるという事がマネージャーさんの仕事の一つとするならば、やはりコーチングを学ぶ必要があるのではないかと。
いいかがでしょう?
世の芸能人のマネージャーさん、コーチングを学んでみませんか?(笑)
___________________特にタレントのパフォーマンスを上げるという事がマネージャーさんの仕事の一つとするならば、やはりコーチングを学ぶ必要があるのではないかと。
いいかがでしょう?
世の芸能人のマネージャーさん、コーチングを学んでみませんか?(笑)
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2025年03月05日
これぞ・・・伝わりやすい‘フィードバック’!
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
突然ですが・・・
大阪人は‘お笑い’にうるさいです(笑)
かく言う私もそうで、お笑い番組は割と良く見ます。
で、審査員気取りで「おもしろい」とか「おもしろくない」等のジャッジを下しながら見るのも大阪人の特徴であったりするのですが。
先日「ytb漫才新人賞決定戦」と言うお笑いの賞レースが放送されていました。
関西を拠点に活躍する芸歴10年目までの若手芸人が、事前ROUNDというものを通過した7組に絞られ、最終的に一組が新人賞に輝くというものです。
もちろん私も見ました。
でも、最近の若手はあまりよくわからないので、何となくボンヤリと見てただけなのですが、今回衝撃だったのが、初めて審査員になると言う霜降り明星の粗品氏だったのです。
もう、びっくりしました!
というのも、最近の賞レースでは、パワハラと取られるのがイヤなのか、審査員のコメントもはっきり言ってゆるゆるです。
確かに、若い子に手厳しくコメントをするとネットで色々言われたり、ひどい時は訴えられたりするかもしれないですから。
でも褒めてばかりの審査員のコメントは、ぬるいなぁ...と正直見ていてイライラしていたのです。
で、今回の粗品氏。
まず点数が厳しい。
そしてコメントも、甘い言葉だけを言うのではなく、しっかり指摘する部分は指摘する。
分析力、観察力も鋭く、手厳しいように見えるけれど、その伝え方がまたうまいのです。
客観的なこと(漫才にかかっていた時間とか、観客のウケ具合とか)も主観的な意見(自分がこの漫才を好きか嫌いか)も‘伝わりやすく伝えていた’と思います。
「後半に向けて段々盛り上がって・・」
というような俯瞰したコメントもあり、ここでハッとしました。
これって..コーチングの‘フィードバック’じゃない?!と。
鏡に映すかのように返す‘フィードバック’。
演者たちには見えない外からの様子を伝えることで、「(自分たちの漫才は)どう見えているのか?」がわかり、軌道修正がはかれるわけです。
そのフィードバックを上手にされていた粗品氏。
とにかくすごいとしか言いようがありませんでした。
後で一つ気づいたのは、これって粗品氏が演者たちと‘歳が近い実力者である’ということもフィードバックが伝わりやすくなっている一因なのでは?と。
いくら凄い審査員でも、雲の上の先輩が言うと頭ごなしに否定されたと受け取る若者もいると思うのです。
素直に聞けないということですね。
フィードバックが機能するには、フィードバックする側に対する される側のリスペクトと、される側のフィードバックを受け取る心の準備が必要となります。
尊敬できる先輩にだったら、耳痛いことを言われても自分のためになると耐えられる。
こうだと思うのです。
とにかく目を見張りました。
いくら凄い審査員でも、雲の上の先輩が言うと頭ごなしに否定されたと受け取る若者もいると思うのです。
素直に聞けないということですね。
フィードバックが機能するには、フィードバックする側に対する される側のリスペクトと、される側のフィードバックを受け取る心の準備が必要となります。
尊敬できる先輩にだったら、耳痛いことを言われても自分のためになると耐えられる。
こうだと思うのです。
とにかく目を見張りました。
この鮮烈な審査員デビューで、これからは「審査員・粗品」としてあちらこちらから引っ張りだこになるのを予感せずにはいられないと思ったのは私だけじゃないはずです。
そして・・・
粗品氏の審査員姿を見たいがためにお笑いの賞レースを見るようになるかもしれない自分がいるのも予感しています...
そして・・・
粗品氏の審査員姿を見たいがためにお笑いの賞レースを見るようになるかもしれない自分がいるのも予感しています...

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