メンバー育成

2023年06月16日

より良い one on one を行えるようになりたい あなたへ・・・



こんにちは!

パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。



ここのところシリーズで「女性リーダーのための 失敗しないone on one」と言う記事を書いてきましたが、読んでいただけましたでしょうか?

(まだの方はこちら → 1 2 3 4 5 6 7 8  )





「言うは易く行うは難し」と言われます。

まさに問題はそこですよね。


頭で理解していても、なかなかできない・・・

身体に覚え込ませて自然にできるようになるためには、やはりトレーニングを積まなければならないわけです。


また、トレーニングをしていても、そこに「フィードバック」がなければ、軌道修正もスキル向上のスピードアップも図れません。

これは1on1の記事でもお伝えした通りです。



そこで、より良い1on1を行えるようになるためのトレーニング付きのプログラムを提供することとしました。


レクチャーを聞いただけでは1on1はできません。

実際に試してみて、フィードバックを受け、そこからどう自分のスキルアップに繋げていくかを1on1を体験しつつ身に着ける・・・


座学
セッションで試してみる
フィードバックを受ける
1on1を受ける
現場で試す
1on1を受ける
セッションで試してみる
フィードバックを受ける
1on1を受ける
現場で試す


これの繰り返しで、上手くいかないところを補強しつつ、強みは伸ばす。

これで1on1の力を確実に上げていくというものです。


国際コーチング連盟(ICF) プロフェッショナル認定コーチ(PCC)の私ナカムラトモコが、しっかりサポート致します。



詳細は近日中にお知らせいたします。


楽しみに待っていて下さいね。


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tomokonakamura at 14:44|PermalinkComments(0)

2023年06月09日

女性リーダーのための 失敗しないone on one ~4.one on oneを行うために押さえておきたいことは?⑤~


こんにちは!

パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。



「1on1、どうしたらいいの?」「1on1、うまくいかない」と言った方のお役に立てるような記事をシリーズで御紹介しております。


八回目の今回は、「1on1を行うために押さえておきたいことは?」の5回目です。




まずは復習から。

1on1を行うために押さえておきたいこととして5項目挙げています。


① 1on1の意義を理解しておくこと

② 心理的安全性を確保する

③ 進め方を知っておく

④ スキルを身に着ける

⑤ その他




この五つ目、その他について今回はお話しましょう。




1on1ではやはりより良く時間をすごすためにも、その他押さえておきたいこともあります。


それは、


■ 受ける側の準備

■ キャンセルではなくリスケジュールをする 

■ 本人に決めさせる 


です。


では一つずつ見ていきましょう。





■ 受ける側の準備


皆さんは1on1をするということで研修を受けたり書物で勉強したりしていると思います。

しかし、受ける側の部下がこの1on1の仕組みや、効果的に受ける受け方等を理解していないと、上手く1on1が機能しません。



まずは部下に1on1をなぜするのか?

誰の何のためにするのか?

そして、効果的に受けるための注意事項等を伝えなければいけません。


例えば、部下本人が自分の課題となっていることを乗り越えるためにも、1on1で話すテーマは自分で持ってくる。

質問は、正解を求めているのではなく、深く自分自身と対話をして欲しいのでじっくり自分と向き合って答えを出してもらいたい、等です。


基本的なことを理解して貰った上で始めましょう。





■ キャンセルではなくリスケジュールをする


お互い忙しく、どうしても予定の1on1ができなくなることもあると思います。

そんな時、キャンセルを繰り返すと、1on1自体が大したことではない、優先順位が低いことであると思われてしまいます。


ですので、キャンセルではなく、必ずリスケジュールをするということ。

お互いが1on1の重要性を感じながら行うことが大事になってきます。





■ 本人に決めさせる


これまでも何度も書いていますが、話すテーマや行動は、部下本人に決めさせるということを押さえておいてください。


人は、他人からの指示・命令ではモチベーションが上がりません。

自分で決めたこと、そしてそれを行うと口にしたことについては、責任を持ちますし、モチベーションも保たれます。


ですので、

「あなたはどうしたいのか?」

「あなたはどうするのか?」

を常に問うて、本人の口で発言してもらうようにしましょう。


とは言え、そうすると、レベルの低いことしか言わないのではないか?と心配になりますよね。

そんな時は前回のスキルでお伝えした「提案のスキル」や「リクエストのスキル」で、上司の意見を伝えて選んでもらうという手を使っていただければと思います。

そうすれば‘自分事’と捉えられるようになり、責任感を持って行動してもらえるようになるでしょう。






いかがでしょう?

「その他」をまとめると、


■ 受ける側の準備 → 1on1の意味・意義、効果的な受け方を、事前に理解してもらっておく

■ キャンセルではなくリスケジュールをする → 1on1は重要なことであるという認識を持ってもらう 

■ 本人に決めさせる → モチベーションを維持するためにも話すテーマ、行動等、本人に決めてもらう


となります。


ぜひ気に留めていただければと思います。
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tomokonakamura at 09:58|PermalinkComments(0)

2023年06月02日

女性リーダーのための 失敗しないone on one ~4.one on oneを行うために押さえておきたいことは?④~


こんにちは!

パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。



「1on1、どうしたらいいの?」「1on1、うまくいかない」と言った方のお役に立てるような記事をシリーズで御紹介しております。


七回目の今回は、「1on1を行うために押さえておきたいことは?」の4回目です。




まずは復習から。

1on1を行うために押さえておきたいこととして5項目挙げています。


① 1on1の意義を理解しておくこと

② 心理的安全性を確保する

③ 進め方を知っておく

④ スキルを身に着ける

⑤ その他




この四つ目、スキルを身に着けるについて今回はお話しましょう。




1on1ではやはりより良く時間をすごすためにも、一定のスキルを身に着けておく必要があります。


ここでのスキルは、

■ 聴くスキル

■ 質問のスキル 

■ フィードバックのスキル 

■ 承認のスキル 

■ やらされ感を感じさせずに伝えるスキル 


です。


では一つずつ見ていきましょう。




■ 聴くスキル


これは基本中の基本です。

なぜなら部下の話を聴くことができなければ、何も前には進まないからです。


口を挟まず、聴いていますか?

否定せずに聴けていますか?

部下が話している‘事柄’だけでなく、本当に話したいこと、部下の状態、それらも聴いていますか?


じっくり話を聴くことは相手の存在自体を承認するということに繋がります。

なぜなら「あなたの話は聴くに値する」と言うメッセージが伝わるからです。


しっかり聴くということを意識していきましょう。





■ 質問のスキル


相手の気づきを促すためにも質問のスキルを上げていく必要があります。


はい/いいえの答えだけを求める質問をしてはいないでしょうか。

部下が深く自分自身の中に答えを取りにいくには、はい/いいえの答えだけでは不十分です。

今まで考えたこともないような質問をされることで、しっかり自分と向き合えることができ、気づきにつながります。


そんな質問のスキルも上げていく必要があります。





■ フィードバックのスキル


フィードバックは何のために行うのか?

それは軌道修正やスピード修正を行うためのものです。


いくらゴールがはっきりしていても現時点での位置がわからなければ、より良い方向・スピードで前に進むことはできません。

「いい」「悪い」ではなく、現時点でのあなたの位置はこういうことですよと伝えるスキルが必要です。

それを聞いて、本人が「このままではいけない」と自ら思うことが大事で、そこに主体性を持ってもらえるかどうかのカギが握られています。

強引なアドバイスやダメ出しは、やる気にはつながらないからです。





■ 承認のスキル


これは部下のエネルギーを高めるものになります。

上司がちゃんと見てくれている、変化に気づいてくれている・・そういったことを感じた部下はどうでしょう。

もっと頑張ろうと思うのではないでしょうか。


しかし相手に合った承認の仕方をしないと、あまり効果はありません。

頑張っても頑張ってもねぎらいの言葉の一つもないことでやる気を失う人もいれば、いちいち何かを言ってこられるのは好きではないという人も。

また、漠然と承認をされてもピンとこない人、他の社員の前で承認を受ける方がモチベーションが上がる人など、相手によって変えていく必要もあるわけです。


この部下はどういう承認が好みなのか?をしっかり見ていく必要があるということです。





■ やらされ感を感じさせずに伝える


部下に主体的に動いてもらうために、気づきを与え、行動も自分で決めさせ・・がいいとはわかっていても、やはり上司として「このようなことを行って欲しい」「このように行って欲しい」と言うことはあると思います。

そんな時には指示や命令をするわけですが、この指示や命令は部下にやらされ感を感じさせ、自分事と捉えられなくなる可能性があります。


人は自分で決めたことには責任を感じます。

よって、部下自身に選択をさせる、自分で決めさせるような伝え方が重要となってきます。


この伝え方が「提案のスキル」だったり「リクエストのスキル」だったりするわけです。


これらを上手に使うことで、部下はやらされ感を感じず、自ら選択して動くことになるわけです。






いかがでしょう?

「スキルを身に着ける」をまとめると、


■ 聴くスキル → 口を挟まない、否定をしないことで相手の存在自体を承認することになる

■ 質問のスキル → はい/いいえで答えられる質問だけではなく、深く自分の中に答えを取りに行く質問をする

■ フィードバックのスキル → 強引なアドバイスやダメ出しではなく、現時点でのあなたの位置はこういうことですよと伝える

■ 承認のスキル → 部下それぞれに合わせた承認をする 

■ やらされ感を感じさせずに伝えるスキル → 「提案」や「リクエスト」のスキルで、部下自身に選択をさせる、自分で決めさせる



となります。


ぜひスキルを磨いていってくださいね。





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tomokonakamura at 20:14|PermalinkComments(0)

2023年05月22日

女性リーダーのための 失敗しないone on one ~4.one on oneを行うために押さえておきたいことは?③~


こんにちは!

パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。



「1on1、どうしたらいいの?」「1on1、うまくいかない」と言った方のお役に立てるような記事をシリーズで御紹介しております。


六回目の今回は、「1on1を行うために押さえておきたいことは?」の三回目です。




まずは復習から。

前々回、押さえておきたいこととして5項目挙げました。


① 1on1の意義を理解しておくこと

② 心理的安全性を確保する

③ 進め方を知っておく

④ スキルを身に着ける

⑤ その他




この三つ目、進め方を知っておくについて今回はお話しましょう。




1on1を有意義なものにするためには、その時間をどのように進めていくかがポイントになってきます。


進め方がわからず、結局毎回ただの面談で終わってしまう・・・と言うことはないでしょうか?


以前書いた通り、1on1は部下の成長のために行うものです。

なので、ただの面談で終わってしまうのはもったいないこと。

まずは1on1で取り扱うテーマを決めましょう。

例えば目標設定、業務や組織における課題、モチベーション、健康状態、プライベート etc.... 

ここで大切なのは本人にテーマを決めてもらうこと。

上司側から言われたことをやるのはモチベーションが上がりませんし、部下を自分で物事を決められない人間にしてしまいます。

ですので、自分からテーマを持って来てもらうのですが、「わからない」と言う部下もいるでしょう。

そんな時は、初回の1on1で「テーマを決める」ための聞き取りをしていくといいわけです。

何に困っているのか、モチベーションの具合はどうなのか、仕事における自己評価はどうなのか、健康状態やプライベートで気になっていることは何なのか・・・

それらを聞き取りしながら、1on1で取り扱いたいテーマを部下に選んでもらいます。

そして定期的に1on1を受けることで将来的にどうなりたいのかをはっきりさせていきます。

そうすれば、部下に
次回までこのことについて考えてくる、意識して日々過ごしてみる等、してもらえますよね。


二回目以降はどうするかと言うと、まず最初はアイスブレイクです。

いきなり本題に入ると話しにくかったりしますので、「最近どう?」とか、季節の話題、今流行っていることなど、話しやすい雰囲気づくりを心がけましょう。


その後、前回からこの日までの振り返りをします。

だいたいは次回までの「宿題」を前回の最後に話して貰う様にしますので、そのことを実行してみての気づきや学び、今後どう活かすのか?を話してもらいます。


その後、この日の本題です。

1on1のテーマに沿って、この日話したいことを部下に尋ねます。

これも部下が決めてその場に持って来るように事前に伝えておくことがポイントです。


最後にこの日の1on1の振り返りをし、次回までに何を試してみるか(宿題)を決めて終了。

もちろんこの宿題も本人に決めて貰います。


これを毎回の1on1セッションで行っていきます。


時間配分としては30~40分の1on1であれば

アイスブレイク 2~3分
前回の振り返り 5~10分
この日の本題 15~20分
振り返り&宿題設定 5分


と言ったところでしょうか。


あと、効果的に部下の成長を促す1on1をするために押さえておいて欲しいのは、話の持っていき方です。


まずは理想の状態と現状をしっかり聞き取ります。

そのことでギャップがはっきりしてきますので、そのギャップの分析をして、行動を決定する。

これで次回までの宿題が設定できるわけですね。




いかがでしょう?

1on1の進め方をまとめると、

■ 初回はテーマセッティング 

■ 二回目以降はアイスブレイク → 前回の振り返り → この日の本題 → 振り返り&宿題の設定 (これを毎回繰り返す) 

■ 毎回の話の持っていき方としてはゴール設定 → 現状把握 → ギャップ分析 → 行動決定 


となります。


ぜひやってみてくださいね。




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tomokonakamura at 12:59|PermalinkComments(0)

2023年05月15日

女性リーダーのための 失敗しないone on one ~4.one on oneを行うために押さえておきたいことは?②~


こんにちは!

パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。



「1on1、どうしたらいいの?」「1on1、うまくいかない」と言った方のお役に立てるような記事をシリーズで書いております。


五回目の今回は、「1on1を行うために押さえておきたいことは?」の二回目です。



前回、押さえておきたいこととして5項目挙げました。


① 1on1の意義を理解しておくこと

② 心理的安全性を確保する

③ 進め方を知っておく

④ スキルを身に着ける

⑤ その他




この二つ目、心理的安全性を確保するについて今回はお話しましょう。




1on1を有意義なものにするためには、「何を言っても大丈夫」と言う‘心理的安全性’が確保されている必要があります。


皆さんもおわかりだと思いますが、ここで話したことが外に漏れるかも・・・と思うと、何も話せなくなりませんか?

また、何か言うたびに「それは違う!」と否定されるとどうでしょう?

「でも!」とより強い自己主張をしたり、「もうこの人には何もしゃべらないでおこう・・」と思ったり。

そんなご経験がある方もいらっしゃるのではないかと思います。


自分の頭の中にあるものを、一切合切取り出して話すことが、すなわち気づきにつながり、頭の中の整理に繋がるのです。

それができなければ1on1の効果は薄くなってしまうと言っても過言ではありません。


なので、話した内容が外に漏れないよう、また、部下の言うことを否定せず聴くことで、部下から「この上司との話は安心してできる」と思える環境を作っていきましょう。


ただし、一つ注意をして欲しいのは、心理的安全性と言うものは‘ぬるま湯の状態’を言うのではないということ。

言いたいことも率直に言える環境、でも、それが後を引かない・・・

そういったものです。


心理的安全性が確保されている間柄であったら、多少厳しいことを伝えても、言われても、お互いが納得して前に進めます。


そのためにも信頼関係を常日頃から構築するようにしておくことが大事ですね。








残り3つについて、


③ 進め方を知っておく

④ スキルを身に着ける

⑤ その他



また追々書いていきますので、楽しみにしていてください。






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tomokonakamura at 19:16|PermalinkComments(0)
プロフィール

ナカムラトモコ

■ パフォーマンス アップ コーチ ■  大学の薬学部卒業後、病院、リゾートスタッフ、スポーツメーカー、薬局、医薬品原料商社等、さまざまな仕事を経験。幅広い経験から「部下を生かすも殺すも上司次第」と考えるようになりその時知った‘コーチング’に感銘を受け、この‘コーチ’を天職と活動を開始する。
大阪府出身・在住。

                       ________________
国際コーチング連盟(ICF) プロフェッショナル認定コーチ(PCC)
(一財)生涯学習開発財団 認定プロフェッショナルコーチ
米国NLP協会認定 マスタープラクティショナー
日本プロフェッショナル講師協会™ 認定講師
日本メンタルヘルス協会公認 心理カウンセラー
文部科学省認定 1級色彩コーディネーター
(社)AFT認定 カラーデザイナー
薬剤師
                    

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