コーチング
2025年05月14日
「誕生日を知らない女の子 虐待-その後の子どもたち」
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
先日ある本を読みました。
それがとても衝撃的な内容だったのです。

「誕生日を知らない女の子 虐待-その後の子どもたち」
毎日のように虐待の報道がされる昨今、私は虐待の何を知っていたのだろうと思いました。
そんなことを思わずにはいられないこの本は、虐待を受けた子供たちがその後どのような暮らしをしているかが書かれているのです。
生まれた時から虐待を受けて来た子供たち。
ものの数年でこんなになってしまうのか・・・
そしてこんな後遺症を背負って、一生を生きていかなければならないなんて・・・・・・
また、児童福祉施設に入ったからと言って普通に育つことができるかというとそうでもないこともあるというのにショックを受けました。
私たちが当たり前としている日常のこと -お風呂での身体や髪の毛の洗い方、排便後のお尻の拭き方-すらもできない子が虐待を受けた子の中にはいます。
親が家庭が教えることを教わってきていないから。
そんな子が保護され、施設の管理下におかれるのですが、ここでも精神が休まる時がありません。
家庭での家族の当たり前の関りであったり、しつけを受けることもなく、施設に入ってその中で夜な夜な行われる暴力から逃れるために、ゆっくり寝ることもできない日々。
それらをほぼ生まれた時からずっと体験し続けている子らがいるなんて・・・
驚きと、恐ろしさで涙が出てきました。
虐待は精神を壊してしまうのです・・・
そして精神は見えないけれど、こんなにもろいのです・・・・・・
本の最後の章で書かれていたことが更にショックでした。
母親の虐待を受けて育った20代後半の青年が、母親を殺した罪で裁判にかけられたときに叫んだのがこの言葉なのだと。
「僕は今、虐待死をさせられた子どもの方が
ずっとうらやましい」
虐待後遺症をかかえる子の苦しさ、辛さがこの言葉に込められているのではないでしょうか・・・
近年読んだ本の中で、これほどショックを受けた本はありません。
知らなかった自分を恥ずかしいと思うと共に、多くの方にこの本を手に取っていただきたいと思いました。
この問題を何とかしないと、日本は滅んでしまうのではないかと思えて仕方がないから・・・
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2025年05月04日
マネージャーさんには必須のスキル? ~ある芸人の‘取扱説明書’~
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
先日、Tverでロンドンハーツの「芸能人取扱説明書 本人も知らないマネージャーのウラ操作術!!」と言うのを見ました。
マネージャーさんって大変なのね... などと思いながら見ていたのですが、お笑い芸人・エルフの荒川さん(ギャルの方)のところでアッと思ったのです。
彼女って・・・
‘アナライザー’だ!
アナライザーとは、コーチングの4つのタイプ分けで言うところの1つのタイプです。
このタイプ分けは自己主張が強いか弱いか、感情表出が強いか弱いかで大まかに4つに分けるものなのですが、
・コントローラータイプ(支配型)
・プロモータータイプ(企画型)
・サポータータイプ(援助型)
・アナライザータイプ(分析型)
の4つがあり、これらの特性によって、承認の仕方を変えたり、コミュニケーションを合わせてあげたりして、コーチングの効果を上げていくのに使うわけです。
ここでマネージャーさんの話や、本人とのやり取りを見ていて、彼女はアナライザーなんだな・・と私は判断しました。
例えば、今回の企画は、出演者に事前に内容を知らせていないものだったらしく、出る芸能人はこの日何で呼ばれたのかわかっていなかったそうです。
そんな中、メンタルが弱い(これもアナライザー的だと思います)と言われている彼女は、本番前に緊張して廊下をウロウロしていたといいます。
「何にも知らされていない仕事、一番嫌いで・・・」
とにかく全部知りたい、打ち合わせのない仕事はイヤだと。
これがまずアナライザー。
出たとこ勝負とか、アドリブとかが苦手なこのタイプ、事前に物事を観察し、シミュレーションをして事に取り掛かりたいと思っています。
なので、先が読めないことは苦手。
また、彼女のマネージャーさんが芸人・品川庄司の品川さんのマネージャーもしているらしく、彼から
「芸人は 『面白かったです』と言えば
それだけで頑張れるから
誰に対してもそうするように」
と言われた、と。
そこでこのマネージャーさんは荒川さんにも仕事終わりに「面白かったですね」と言ったそうですが、「いや、そんなことないです・・」とあんまり反応が良くなかったらしいのです。
嬉しくなかったのか?と他の出演者に言われて彼女は、一番うれしかったからこそ、どこが面白かった?というのが気になる、と。
「じゃぁ、どう言って欲しいの?」
と聞かれ、彼女の言ったことがまさにアナライザー的。
「荒川さん、あそこの差し込み(カットイン)、
凄かったですね!」
そう、アナライザーは、漠然と褒められてもあまりうれしくないのです。
自分がこだわったところにピンポイントで「そこ、良かったよ!」と言って貰って初めて嬉しく感じるわけです。
ちなみに、品川庄司の品川さんが言っていることも間違いではないのですが、これは昔ながらの芸人には・・と言うことになると思います。
なぜなら、昔は芸人と言えば‘プロモーター’が主流だったから。(と、私は思うのです)
プロモーターはとにかく周りが反応してくれることを好むし、周りに影響を与えたいと思っています。
なので、「すごい!」とか「面白い!」とか影響を示唆する言い方だけでOKなのです。
この番組を見ていて、マネージャーさんって大変なんだな...と思うと共に、このタイプ分けをちょっと知っているだけで担当の芸能人に上手く対処できるのにな・・と思いました。
特にタレントのパフォーマンスを上げるという事がマネージャーさんの仕事の一つとするならば、やはりコーチングを学ぶ必要があるのではないかと。
いいかがでしょう?
世の芸能人のマネージャーさん、コーチングを学んでみませんか?(笑)
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2025年03月20日
お店側にホスピタリティを求められない時代? だったら...
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
先日、あるマナー講師のSNSにこんなことが書かれていたのを見ました。
店で買って持って帰った食べ物に当たってしまったようで、体調を崩しました。
一応伝えておいた方がいいかとメールをしたものの、通り一遍のお詫びのメールが返って来ただけ。
こんな時こそ相手の立場に立って、ホスピタリティのある対応をして欲しかったとの記事でした。
まったくもって、そう思います。
お店の不手際で起きた事象なので、誠意をもって対応して欲しい。
客の立場だったらもっともなことです。
私もそれを求めるでしょう。
でも、違う視点で見ると‥と言うのが、ここでの話。
どういう視点かと言うと、「アサーティブコミュニケーション」の視点。
相当以前なのですが、こういった経験をしたことがあります。
ある心理学のセミナーに通っていた時のこと。
相当人気のあるセミナーだったので、連続講座では毎回何十人もの人が一緒に受けるものでした。
ある時、「自己催眠」の回があり、こんなワークをしたのです。
二人一組になって、講師がナレーションをするのをイメージしながら聞きます。
そのナレーションとはこのようなものです。
背中に風船をたくさんつけて、階段を上っていく。
ふわふわ身体が軽く、足も地から離れそう・・・
と言ったようなものだったと思います。
で、これを聞いた後でペアのうちの一人がもう一人を後ろから抱きかかえると軽々と持ち上げることができるというもの。
これは上げられる方ではなく、上げる方(後の人)に暗示がかかって軽々と持ち上げられるというカラクリなのですが。
この時、注意事項として持ち上げる後ろの人は前の人のあばらの下あたりから手を前に入れて組んで持ち上げて下さいとのことでした。
まずは私が持ち上げられる側に。
講師のナレーションを聞いた直後、ペアの人が私の身体の後ろから手をまわして持ち上げたのですが、
ボキッ!
鈍い音と共に、激痛が走りました。
何が起きたか全くわからず、痛みに苦悶の表情を浮かべる私。。。
もちろんこの後の役割交代では、私はその方を持ち上げることはできずに終わりました。
その後の講座の時間も痛みに耐え、終わってからも行くところがあったので急いで会場を後にしたのですが、家に戻ってからもずっと痛くて痛くて・・・
結局翌日病院に行ってレントゲンを撮ってもらったところ、あばら骨にヒビが入っていることが判明。
後で考えると、ペアの方は私より相当背の高い人で、本来なら膝を曲げて、しっかりあばらの下あたりに手を回さなければいけないのに、直接あばらのところに手をかけて持ち上げたものですから、あばら骨にヒビが入ったということのようです。
この時のペアの方は全くの初対面。
誰なのかは顔も名前も覚えていません。
でも、この痛みや治療費を私が負担するって納得いかないですよね?
なので、その心理学セミナーの主催団体に電話をしたのです。
昨日のワークで骨にヒビが入ってしまいました、と。
電話に出た方は大いに驚き、「またお電話させていただきます」とのことでしたので、その場ではそれで済みました。
しかし、待てど暮せど電話はかかってこないのです。
ケガ人が出たのだから、その団体の代表からの電話があってしかるべきじゃない?
そんな風に思っていたのに一週間経っても連絡が来ません。
モヤモヤしていたこの一週間後、たまたまMyコーチとのコーチングセッションがあったので、このことをテーマにしました。
憤懣やる方ない様子の私の話を、黙って最後まで聴いていたMyコーチは静かにこう言われたのです。
「で、ナカムラさんはどうして欲しかったの?」
えっ?!
いやぁ・・・もう二度とこういうことがないように・・・
・・いや、それはきれいごとですね。
一番偉い人からのお詫びの言葉も欲しいし、何かしらの補償はして欲しいですよね、病院にも行ったんだから。
すると
「それ、伝えた?」
「それ、伝えた?」
と、Myコーチ。
いえ・・・伝えていません...
さらにコーチはこんなことも。
「こんな笑い話があるわよ。
あるカップルの女性から
『私のこと、どれぐらい好きなの?』と
言われても 相手の男性は答えられない。
『どれぐらいって言われても・・・』ってね。
いっそのこと
『私のこと愛しているなら○○カラットの
ダイヤの指輪を贈って欲しい!』
と言われる方がわかりやすい、って。
買えるかどうかは別として」
そう、これが「アサーティブコミュニケーション」。
人に何かを伝えるときは、まず事実は何なのか。
そしてそのことによってどんな感情が引き起こされるのか。
で、その感情から結局何をして欲しいのか。
それらをきちんと整理して伝えないと相手にはこちらの意図は伝わらないのです。
あの時は私自身まだ「アサーティブコミュニケーション」についてあまりよく理解できてなかったのだと思います。
でも、今ではこれを伝える側としてセミナーや研修の講師をしている私。
ここで件のマナー講師の先生の話。
マナー講師からの言い分としては、お客様の立場になって考え、期待する以上の何かをしなければいけないことは至極まっとうなことです。
でも昔の日本のようにそこまでできる人も少ないのかも。
そう思ったら、客側も上手に自分の思いを言葉にして伝えるスキルが必要なのでは?と。
もちろんハラスメントになるような言い方はダメで、アサーティブコミュニケーションはあくまでもお互いが‘win-win’になるような伝え方、言い方をしていくもの。
客側も上手に自分の要望を‘さわやかに’伝えられるようになれたら、イライラせずにすむのに・・と思った今回のこと...
自分の要望をわかりやすく穏やかに伝える。
相手が「それはできない」というなら、コミュニケーションを更に取って、お互いが納得いくところに着地点を探していく...
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2025年03月11日
チャレンジをして幸せを感じられたら それはもう‘成功’
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
先日、季節外れの沖縄へバカンスに行ってきました。
少しいいホテルに泊まってゆっくりするために。
私は基本的に、バカンスと称して行く旅ではダラダラ過ごすのが常です。
そんなダラダラした日々の一つの楽しみと言えば、宿に置いてある本を読むことだったりするのですが。
敢えて自分で買ってまでして読む本ではなく、たまたま宿に置いてあって興味が出た本。
こういった本は、‘運命の出会い’であると感じるからなのです。
で、今回のバカンスです。
リゾートホテルだし、そんな本は置いてはいないかな?と思ったのですが置いてありました。
リゾートホテルだし、そんな本は置いてはいないかな?と思ったのですが置いてありました。
何冊かあるうち、何となく手に取ったのがこの本です。

「1日の終わりにこころを震わせる 光の絶景と100の言葉」
美しい写真と著名人たちの言葉が100種書かれていて、その解説をしているものでした。
写真を見るだけでも癒されるのですが、この著名人たちの言葉が結構心に響きます。
その中でも一番私の心に響いたページがここ。

神様は私たちに、
成功してほしいなんて
思っていません。
ただ、挑戦することを
望んでいるだけよ。
――マザー・テレサ
解説によると「チャレンジをして幸せを感じられたら それはもう‘成功’」である、と。
これが私にとって目からウロコだったのです。
この解説を読んでからもう一度マザー・テレサのこの言葉を読むと更に心に突き刺さります。
そう言えば・・・
私の人生においてのターニングポイントは2回あって、20代で病院薬剤師を辞めて石垣島へ渡った時、40代で起業した時、この二つです。
どちらも何か得ているのか?と言われればそうでもないなぁという感想です。
どちらも何か得ているのか?と言われればそうでもないなぁという感想です。
でも、チャレンジしてこの上なく楽しかったというのは共通しています。
そうか、チャレンジか・・・
この言葉でふっ切れました。
何か成功しなければ行う価値はないって思っていたのですが、そうではないですよね。
やっている感、充実感、楽しいと思える感覚・・・
これらが得られるのだったらいいんじゃないでしょうか。
このページの写真のように、まだまだ明るい夜明けは何度でも見れるのだと気持ちが上向きになった私。
この言葉に出会うための今回の旅だったのかもしれません・・・
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2025年03月05日
これぞ・・・伝わりやすい‘フィードバック’!
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
突然ですが・・・
大阪人は‘お笑い’にうるさいです(笑)
かく言う私もそうで、お笑い番組は割と良く見ます。
で、審査員気取りで「おもしろい」とか「おもしろくない」等のジャッジを下しながら見るのも大阪人の特徴であったりするのですが。
先日「ytb漫才新人賞決定戦」と言うお笑いの賞レースが放送されていました。
関西を拠点に活躍する芸歴10年目までの若手芸人が、事前ROUNDというものを通過した7組に絞られ、最終的に一組が新人賞に輝くというものです。
もちろん私も見ました。
でも、最近の若手はあまりよくわからないので、何となくボンヤリと見てただけなのですが、今回衝撃だったのが、初めて審査員になると言う霜降り明星の粗品氏だったのです。
もう、びっくりしました!
というのも、最近の賞レースでは、パワハラと取られるのがイヤなのか、審査員のコメントもはっきり言ってゆるゆるです。
確かに、若い子に手厳しくコメントをするとネットで色々言われたり、ひどい時は訴えられたりするかもしれないですから。
でも褒めてばかりの審査員のコメントは、ぬるいなぁ...と正直見ていてイライラしていたのです。
で、今回の粗品氏。
まず点数が厳しい。
そしてコメントも、甘い言葉だけを言うのではなく、しっかり指摘する部分は指摘する。
分析力、観察力も鋭く、手厳しいように見えるけれど、その伝え方がまたうまいのです。
客観的なこと(漫才にかかっていた時間とか、観客のウケ具合とか)も主観的な意見(自分がこの漫才を好きか嫌いか)も‘伝わりやすく伝えていた’と思います。
「後半に向けて段々盛り上がって・・」
というような俯瞰したコメントもあり、ここでハッとしました。
これって..コーチングの‘フィードバック’じゃない?!と。
鏡に映すかのように返す‘フィードバック’。
演者たちには見えない外からの様子を伝えることで、「(自分たちの漫才は)どう見えているのか?」がわかり、軌道修正がはかれるわけです。
そのフィードバックを上手にされていた粗品氏。
とにかくすごいとしか言いようがありませんでした。
後で一つ気づいたのは、これって粗品氏が演者たちと‘歳が近い実力者である’ということもフィードバックが伝わりやすくなっている一因なのでは?と。
いくら凄い審査員でも、雲の上の先輩が言うと頭ごなしに否定されたと受け取る若者もいると思うのです。
素直に聞けないということですね。
フィードバックが機能するには、フィードバックする側に対する される側のリスペクトと、される側のフィードバックを受け取る心の準備が必要となります。
尊敬できる先輩にだったら、耳痛いことを言われても自分のためになると耐えられる。
こうだと思うのです。
とにかく目を見張りました。
いくら凄い審査員でも、雲の上の先輩が言うと頭ごなしに否定されたと受け取る若者もいると思うのです。
素直に聞けないということですね。
フィードバックが機能するには、フィードバックする側に対する される側のリスペクトと、される側のフィードバックを受け取る心の準備が必要となります。
尊敬できる先輩にだったら、耳痛いことを言われても自分のためになると耐えられる。
こうだと思うのです。
とにかく目を見張りました。
この鮮烈な審査員デビューで、これからは「審査員・粗品」としてあちらこちらから引っ張りだこになるのを予感せずにはいられないと思ったのは私だけじゃないはずです。
そして・・・
粗品氏の審査員姿を見たいがためにお笑いの賞レースを見るようになるかもしれない自分がいるのも予感しています...
そして・・・
粗品氏の審査員姿を見たいがためにお笑いの賞レースを見るようになるかもしれない自分がいるのも予感しています...

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