フィードバック
2025年06月23日
自分のまつ毛は自分では見えない
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
先日、ふと昔のことを思い出しました。
20代の頃、バリバリのスキューバダイバーだった私は毎年色んな島へ行っていたのです。
大抵は一人で行くのですが、現地で民宿に泊まると必ず友達ができるので、一人で行くことにそんなに抵抗はありませんでした。
で、ある時ある島へ一週間ほどの予定で行った時のこと。
オンシーズンになる直前で、比較的空いている時期でした。
民宿に泊まると、客は私一人。
混み合う時は相部屋も在り得るのですが、ラッキー♪と思ったものです。
私がチェックインした2日後ぐらいに、新しい女性のお客さんがやってきました。
宿はガラ空きなので当然別の部屋にその人は入るかと思ったら、何と宿の主人はその人を私と同じ部屋にしたのです。
確かに、他の部屋を使われると、掃除とかが大変だとは思います。
でも、こんなに他の部屋が空いているのに・・・
とはいうものの、そこは‘外づら’のいい私。
同室のその彼女と仲良くなるために話しかけることはやぶさかではありません。
もちろんこの相部屋の件も面白おかしく‘愚痴った’わけで。
「他にも部屋が空いているのに、何も相部屋にすることないのにねぇ~」
と。
そこからも、楽しくその方と交流を深めながら数日経過。
そして‘あのこと’が起きたのです。。。
この時も何か話をしていたんだと思うのです。
もちろん関西人として相手を笑わせようと誇張したトークではあったと思いますが。
その時、彼女が言った言葉、
「ナカムラさんってグチばっかりですね」
この一言が私の頭をガンっと殴ったのです。
私って・・・
私って・・・・・・
そんなにグチを言ってた?!
あの頃は自分で自分がそんなにグチっぽいとは思っていなかったので、会って数日の人からそう言われて物凄くショックを受けたのです。
ここでコーチングの話。
コーチングにおけるフィードバックとは、本人が周りに及ぼしているものについてそのまま伝えるというものです。
いい、悪いの判断はしません。
鏡のように伝えるわけです。
それを聴いて行動を変えるか変えないかは、言われた方が決めればいいということなのです。
あの時の彼女の一言が、まさにフィードバック。
彼女が感じたことを事実としてそのまま伝えてきただけ。
「止めた方がいい」とか「よくない」とか、そういうことは言わずに。
そしてこういったフィードバックがまさに「自分のまつ毛は自分では見えない」と言われるゆえんなのです。
自分では気づかないことで、他人からは見えているものって結構多いものです。
そういったものを伝えて貰うことで、自分自身を知ることができます。
フィードバックは耳痛い、ショックなこともあるでしょうが、自分の成長には欠かせないもの。
あなたは今までどんなフィードバックを貰いましたか?

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2025年03月05日
これぞ・・・伝わりやすい‘フィードバック’!
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
突然ですが・・・
大阪人は‘お笑い’にうるさいです(笑)
かく言う私もそうで、お笑い番組は割と良く見ます。
で、審査員気取りで「おもしろい」とか「おもしろくない」等のジャッジを下しながら見るのも大阪人の特徴であったりするのですが。
先日「ytb漫才新人賞決定戦」と言うお笑いの賞レースが放送されていました。
関西を拠点に活躍する芸歴10年目までの若手芸人が、事前ROUNDというものを通過した7組に絞られ、最終的に一組が新人賞に輝くというものです。
もちろん私も見ました。
でも、最近の若手はあまりよくわからないので、何となくボンヤリと見てただけなのですが、今回衝撃だったのが、初めて審査員になると言う霜降り明星の粗品氏だったのです。
もう、びっくりしました!
というのも、最近の賞レースでは、パワハラと取られるのがイヤなのか、審査員のコメントもはっきり言ってゆるゆるです。
確かに、若い子に手厳しくコメントをするとネットで色々言われたり、ひどい時は訴えられたりするかもしれないですから。
でも褒めてばかりの審査員のコメントは、ぬるいなぁ...と正直見ていてイライラしていたのです。
で、今回の粗品氏。
まず点数が厳しい。
そしてコメントも、甘い言葉だけを言うのではなく、しっかり指摘する部分は指摘する。
分析力、観察力も鋭く、手厳しいように見えるけれど、その伝え方がまたうまいのです。
客観的なこと(漫才にかかっていた時間とか、観客のウケ具合とか)も主観的な意見(自分がこの漫才を好きか嫌いか)も‘伝わりやすく伝えていた’と思います。
「後半に向けて段々盛り上がって・・」
というような俯瞰したコメントもあり、ここでハッとしました。
これって..コーチングの‘フィードバック’じゃない?!と。
鏡に映すかのように返す‘フィードバック’。
演者たちには見えない外からの様子を伝えることで、「(自分たちの漫才は)どう見えているのか?」がわかり、軌道修正がはかれるわけです。
そのフィードバックを上手にされていた粗品氏。
とにかくすごいとしか言いようがありませんでした。
後で一つ気づいたのは、これって粗品氏が演者たちと‘歳が近い実力者である’ということもフィードバックが伝わりやすくなっている一因なのでは?と。
いくら凄い審査員でも、雲の上の先輩が言うと頭ごなしに否定されたと受け取る若者もいると思うのです。
素直に聞けないということですね。
フィードバックが機能するには、フィードバックする側に対する される側のリスペクトと、される側のフィードバックを受け取る心の準備が必要となります。
尊敬できる先輩にだったら、耳痛いことを言われても自分のためになると耐えられる。
こうだと思うのです。
とにかく目を見張りました。
いくら凄い審査員でも、雲の上の先輩が言うと頭ごなしに否定されたと受け取る若者もいると思うのです。
素直に聞けないということですね。
フィードバックが機能するには、フィードバックする側に対する される側のリスペクトと、される側のフィードバックを受け取る心の準備が必要となります。
尊敬できる先輩にだったら、耳痛いことを言われても自分のためになると耐えられる。
こうだと思うのです。
とにかく目を見張りました。
この鮮烈な審査員デビューで、これからは「審査員・粗品」としてあちらこちらから引っ張りだこになるのを予感せずにはいられないと思ったのは私だけじゃないはずです。
そして・・・
粗品氏の審査員姿を見たいがためにお笑いの賞レースを見るようになるかもしれない自分がいるのも予感しています...
そして・・・
粗品氏の審査員姿を見たいがためにお笑いの賞レースを見るようになるかもしれない自分がいるのも予感しています...

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tomokonakamura at 10:10|Permalink│Comments(0)│
2020年05月01日
腹をくくる、ということ。
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
今回は、Myコーチとのセッションで気づいたことをシェアしようと思います。(コーチもコーチをつけるのですよ )
実は今年、上級の資格に挑戦しようと思っている私。
そのためにクライアントさんとのセッションを録音してMyコーチに聞いてもらったり、コーチングスキルを上げるべく日々研鑽していたりしています。
そのようなことをしている中で、気づいたことがあります。
あれ?私・・・「フィードバック」が怖くなくなっている・・・
「フィードバック」とは皆さんもご存知の通り、その人の行動を修正したりするために本人に伝えるもの。
コーチングにおいてはいいも悪いもなく、ただ客観的事実を述べたり、伝える側の自己責任において主観を述べたり。
要は、相手の方の成長を願って、受け取りやすい形にして伝えるものです。
ちなみに多くの企業で行われている「ダメ出し」はコーチングの視点で言うとフィードバックではありません。
でも、一般的にはそう捉えられていますよね。
かくいう私も、フィードバックとはどういうものかわかっているはずなのに、やはり受け取るのは苦手。
いえ、むしろ苦痛だったりしました。
・・「しました」と過去形なのは、今はそうでもないから。
??
何があってフィードバックが怖くなくなった?!
考えられるのは、「上級の資格を取る!」と腹をくくったことでしょうか?
フィードバックが機能する要因の一つとして、受ける方がそれを自ら取りにいくのかどうかというものがあります。
言われたくないのに言われた・・では、フィードバックにはなりません。
それは受け手からはただの‘ダメ出し’にしか感じないから。
なので辛かったり、嫌な気持ちになったりするのです。
でも今回のように、スキルアップを図らなければいけない!という覚悟がある私にとってはフィードバックは怖いものではなく、‘役立つもの’。
だから、イタイとわかっていても自ら求めて取りに行くわけです。
そうか、そういうことなのか!
フィードバックの意味付けが私の中で変わったんだ!!
そしてフィードバックの意味付けが変わることで、フィードバックを受け取りやすくなると、私に入ってくる有益な情報(伸ばすところ、直すところ など)が多くなるということだ!
腹をくくるってすごい!
フィードバックを受けるのが怖い、何とかしたい、これを何とかしなければ、前には進まない・・ではなく、何かに腹をくくれば他のものも自然と解決することもあるのだ!!
‥と言うことにMyコーチとのセッションで気付いた私。
腹をくくることで、予期せぬ副産物を手に入れることができることもあるとお伝えしたくシェアしました。^^

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