壁打ち
2021年08月22日
セルフコーチングの限界
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
先日クライアントさんとセッションをした時のことです。
終了時の振り返りをしていたところ、クライアントさんから、
「今日のテーマ、トモちゃんに話さず
自分で書いて解決したらよかったかな・・」
と言う言葉が出ました。
自分で解決できるレベルの話だったんじゃないかと言われるのです。
いやいや、‘書く’のと‘話す’のとは違うよと私。
頭の中を整理するときに、紙に書きだして・・と言うのは間違いではありません。
何もせずに頭の中だけで考えを巡らしていくよりは数段効果的です。
いわゆる「セルフコーチング」ですよね。
でも、‘書く’よりも‘話す’方がはるかに効果が高いのです。
イメージとしてはテニスの練習を想像してください。
同じボールをラケットで打つという動作も、‘壁打ち’と‘相手がいる’とは全然違います。
コーチングを受けるというのは‘相手がいる’状態です。
打ちやすいボールを返してくれたり、少し難度の高いところへ打ち返してくれることで、こちらの成長を促したり・・・
それと比べて‘壁打ち’はどうでしょう?
私も若い頃やったことがありますが、上手くいかないんですよね。
これって、明らかに行う人の力量によるからだと思うのです。
テニスが上手ければ自分の望むところにボールが返ってくるように打てるのでしょうが、下手だとそうはいかない。
なので、全くラリーにならないのです。
やらないよりはやった方がいいけれど、下手だとそんなに効果はない壁打ち。
セルフコーチングもそうですよね。
書き出しても中々新しい気づきは浮かばない。
なぜなら書いている本人の視点のクセから外れることはないので。
その点、コーチや誰かに話しながら頭の中を整理することは自分とは違う視点での質問やフィードバックがあるということ。
だから気づきや発見が起こりやすいと。
なので私たちコーチもコーチを付けるというのはそういうことなのです。
今回テニスの例えで書きましたが、わかっていただけたでしょうか?
まぁ、今どきテニスの練習で‘壁打ち’って行うかどうかはわかりませんので、それ自体がわからないって言われるとショックなのですが・・・(苦笑)

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