育成
2017年06月14日
全ての企業は、社員が持っている‘最初のやる気’を萎ませないようにしていただきたいものです..
こんにちは!
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
テーマは「職員の定着・育成とキャリアパス」。
福祉や介護業界で人材を確保していくのはとても重要。
しかし、早期退職する人も多く、採用してもすぐ辞めていくという悪循環を断つために、しっかりとしたキャリアパス(職場でのキャリアアップの進路・道筋)の仕組みの構築が大事であるということ。
最近、介護・医療系のところで仕事をさせて頂くことも多いので、とても興味深く聞かせてもらったのですが、中でもハッと思わされた話が。
「職員の教育の可視化」が必要だということで、「わが職場に入ったら、あなたたちにはこのような育成プログラムが用意されていますよ」と言ったことを見える化する必要があると。
そう、入社した時って誰でもそうだと思いますが、やる気に満ちています。
やる気なく入ってくる新入社員・中途採用社員は、ほぼいません。
で、やる気はあるのだけれど、仕事力(スキル)がないのが新人。
そのやる気を保った上でその人の仕事力を高めていけるのが良い上司で、そのやる気をなくしていく関わりをするのが、ダメな上司なのです。
そこで、昔勤めていたスポーツメーカーの時のことが思い出されました。
もうン十年も前の話なので、今とは比べ物にならないぐらい男尊女卑の時代。
女性社員がお茶汲みをし、掃除も女性だけがさせられるそんな頃。
私はその会社に事務職で入ったのですが、特に何かを期待していたわけではないけれど、社員数名の小さな大阪営業所で女性の先輩が言った言葉が私のやる気につながったのです。
「この会社では、女性もやる気があれば、
企画や商品開発にも携われるのよ。」
企画や商品開発にも携われるのよ。」
実際この先輩は事務の仕事だけではなく、男性社員に交じってカタログの作成をしたり、色々と意見をしたりしていました。
その姿を見て、がぜんやる気を出した私。
いつか、私も先輩みたいに、商品について意見を述べたり、企画に関わったりできるのかも・・
そう思って、必要だと思われる色彩検定(マスク、フィン、スノーケルなど、カラフルな商品を扱っている会社だったので)を自主的に受けたりと頑張っていたのだけれど・・・
その先輩が結婚退職して、次は私たち後輩が先輩の仕事を受け継ぐのか?!と思っていましたが、女性も活躍させるべきだと言った進んだ考えを持っていた営業所長もその後会社を辞め、結局、ただ事務の仕事をこなすだけの夢のない職場になってしまったのです・・・
一度、「私たち女性も会議に参加させてほしい!」と言って参加させてもらったのですが、私たちの言葉は『意見』ではなく、『不満』と取られて、もう二度と会議に参加させてもらうことはありませんでした。
もちろん、仕事もそれまで通りの‘事務’‘お茶汲み’‘掃除’以外のことをさせてもらえることはなく・・・
今思えば、私の話の持って行き方、言い方なども悪かったのだとは思います。
だから、やってみたい仕事もやらせてもらえなかったとも思うのですが。。。
でも、入社してしばらくたった時に女性先輩が言われたことはとても、励みになったし、やる気にも繋がったのは事実。
自分がここで働いていく先に何が得られるのか?どうなっていくのか?
そこが見えると頑張りや、やる気に繋がるのは確かだな、と思います。
「『職員の教育の可視化』は、
特にやる気に満ちた若い人には魅力になります」
と、その時講演して下さった先生。
福祉・介護業界のみならず、全ての企業は、社員が持っている‘最初のやる気’を萎ませないようにしていただきたいものです...
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